庭木
秋の代表的な庭木『キンモクセイ』についてです。『キンモクセイ』は三大香木(他 ジンチョウゲ(春),クチナシ(夏))との1つとされ,強く甘い香りを庭に漂わせてくれます。我が家では,樹齢40年近くになる地植えの『キンモクセイ』がありまして,その開…
『レウコフィルム』は,銀葉と紫ピンクの花が特徴的な ゴマノハグサ科の常緑低木です。流通名で「ニーオン」とも呼ばれたり,メキシコや米国テキサスが原産のため「テキサスセージ」とも呼ばれたりします。乾燥した気候を好み,樹高は最大で1.5m位になります…
今回は,以前(初夏)に記事にした我が家の赤バラ『ジークフリート』ついて,初夏に開花してから秋までの成長について記事にしてみました。 『ジークフリート』は,木立性で最大樹高が1.5mくらいとちょうど良く,四季咲きの花は持ちが良い上に病気にも強い,…
今回はコラムとして,紛らわしい「木」の分類について記事にしてみました。ガーデニングをしていると,『常緑低木』や『落葉高木』といった用語を目にします。では,「低木」と「高木」の違いは何でしょうか? 低い,高いの基準の違いはどこにあるのでしょう…
真夏(7月下旬~9月上旬)は,初夏に咲いていた花も散ってしまったり,元気が無くなったりで,庭に花が少なくなってくる時期だと思います。そこで今回は,8~9月の一番暑い時期に花が咲く植物の中で,毎年花を咲かせてくれるおすすめ庭木に限定して集めて…
今回は,我が家で育てている3種のウエストリンギア(オーストラリアンローズマリー)の内,斑入りの品種「バリエガータ」について記事にしてみました。 ウエストリンギアは,「オーストラリアン・ローズマリー」とも呼ばれ,ローズマリーに葉も花も似ていま…
今回は夏を代表する花木『サルスベリ』の成長記録についての記事です。 『サルスベリ』はその名の通り,大きくなると樹皮が剥がれて表面に出てくるツルツルの白い幹肌が特徴です。また,花が少なくなる真夏に,これもその名(百日紅)の通り,種々の鮮やかな…
『ルリマツリ(プルンバーゴ/プルンバゴ)』は,爽やかなブルーの花(*白花の品種もあります)が特徴の南アフリカが原産の植物です。花が少なくなる夏から秋にかけて,涼しげな青花を手毬状に多数咲かせてくれる貴重な存在です。一つ一つの花もちはそれほ…
今回は夏を代表する庭木,『セイヨウニンジンボク(西洋ニンジンボク)』の成長について記事にしました。『セイヨウニンジンボク』は花の少なくなる7月から秋頃まで,上品な青紫色の穂状の花を咲かせてくれる落葉低木です。また葉や茎を擦るとコショウのよ…
今回は,オーストラリア原産のコンパクトな常緑低木『サザンクロス』についてです。特徴は,名の由来でもある南十字星(サザンクロス)に例えられる星型のかわいらしい花です。また,この花は最大6~12月までと長期間咲くのもうれしい特徴です。花期の長さで…
今回はシルバーリーフの南ヨーロッパ原産の常緑低木,『ツリージャーマンダー』の育成記録についてご紹介します。『ツリージャーマンダー』は,春から初夏に咲くクリオネのような形を薄紫の花が魅力的ですが,常緑低木なので銀色の照り葉を1年中楽しむこと…
『シマトネリコ』は,洋庭に合うシンボルツリーとして,『オリーブ』と並んで定番の庭木です。人気は秘密は,株立ちにしたときの自然な樹形のカッコよさと,つやのある明るい緑色の葉と繊細な枝ぶりが醸し出すモダンで涼しげな雰囲気です。また,初夏には小…
プリペットレモンライムはプリペットの仲間で,細かい葉に淡黄色の覆輪が入る矮性品種です。この葉色が黄金色と言うか,明るい黄色で,植えた一帯がパァっと明るくなり,とてもキレイです。また,矮性のため,あまり大きくならず育てやすい庭木です(成長記…
今回は6月の風物詩『ラベンダー』についてです。ラベンダーの種類は非常にたくさんありますが,その中でも暑さ寒さに強く強健で,広く普及しているのが『ラベンダーグロッソ』です。我が家では,2018年3月に3号ポットを5つ,少し大きめの5号ポットを1つ…
グランドカバー(グラウンドカバー)は,背丈が低く地面(グラウンド)を覆うように成長してカバーしてくれる植物です。グランドカバーは様々な種類ありますが,冬に枯れてしまうもの,枯れたように見た目が悪くなってしまうものも多いと思います。自分も1…
コロキアは,南半球プランツ(ニュージーランド原産)で,黒(ブラック)あるいはグレー(灰色)のカラーリーフとして最近人気の植物です。 葉と同じ灰色の細い茎は曲がりくねった特徴的な樹姿。園芸店でも,おしゃれな鉢に植えられているのを見たことある方…
ドドナエア(別名,ホップブッシュ or ポップブッシュ)は,オーストラリア原産の常緑低木です。夏には緑,冬は銅色に紅葉する細長い葉っぱが個性的なドドナエア。春には花が咲き、初夏には種子を被う鞘(サヤ:莢とどちらが正しいか不明)ができます。この…
今回は,常緑低木の『アベリア』についてです。種類はたくさんありますが,よく公園などの生垣に使われている緑葉は,『アベリア・エドワードゴーチャ』と呼ばれて,2mくらいまで大型化する品種です。一方,緑に黄色の斑入りの『アベリア ホープレイズ』や,…
オリーブは,食用のオリーブの実が有名ですが,銀葉が美しく,丈夫で育てやすい庭木としても有名です。地中海原産ですが,日本の冬にも関東以南であれば楽々耐えることができ,初心者向けで育てやすいシンボルツリーの定番となっています。 我が家ではシンボ…
今回は個性的なオーストラリア原産植物(オージープランツ),『カリステモン』について紹介します。和名では,『キンポウジュ(金宝樹)』とか『ブラシの木』などと呼ばれます。特徴はなんといってもそのブラシのような花形です。その名の通り,ボトルを洗…
洋風のモダンな住宅の庭木・生垣として定番のシルバープリペット。プリペットの仲間ですが,常緑で,英名のバリエガータ(Variegatum)の名の通り斑入りの葉が美しい品種です。また,春~初夏にかけて白い小さな花を咲かせ,その甘い香りが良いのもシルバー…
セアノサスは,別名カリフォルニアライラックとも呼ばれる常緑低木です。最も人気のある品種,パシフィックブルーは,ディープブルーの光沢のある特徴的な形の花がとてもきれいです。花からは,石鹸のような良い香りがします。 我が家では,ディープブルーの…
今回は花壇の名脇役,チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)についてです。あまり豪華に花が咲き乱れるわけではないのですが,明るい赤色が花壇のワンポイントとしてアクセントになります。そしてなんと言っても花期がとても長いです。花が少ない真夏を…
本ブログでは,なるべく手をかけずに管理できる庭を目指していますので,手間がかかると言われるバラは少し敬遠しているところがありました。バラではモッコウバラ(ガーデンアーチに誘引した白モッコウバラの成長と2年目の開花)を育てていますが,初心者向…
タイムは,ローズマリーと並んでメジャーなハーブです。また,料理に使えるだけでなく,地面を覆うグランドカバーとしても使うことができる万能植物です。この這性のクリーピングタイム(後述します)は,春の開花時に一面がピンクの絨毯のようになりとても…
ギョリュウバイはオーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木です。小さな葉がギョリュウ(中国原産の葉),花が梅に良く似ているため,日本では「御柳梅(ギョリュウバイ)」と呼ばれるようになったそうです。高級ハチミツ,マヌカハニーの花の蜜として…
我が家では,2018年に花壇にガーデンアーチを設置しまして,育てやすさを優先して,モッコウバラを誘引することにしました。花は八重咲で,色は庭の雰囲気に合うようにホワイトにしました。昨年春(2019年4月)に地植えして,ガーデンアーチへ誘引し,1年で…
グミの園芸品種である斑入り葉のナワシログミ「ギルドエッジ」。黄・緑の斑が美しく,ともかく丈夫で,かなりの暑さ,寒さ,そして日陰に耐えます。おまけに病害虫につきにくいです。そのため,個人用の庭木として園芸店で売られているだけなく,おしゃれな…
セアノサスは,カリフォルニアライラックとも呼ばれる常緑低木です。最も人気のある品種パシフィックブルーは,ディープブルー(濃い青)の特徴的な花と,小さな光沢のある濃い緑の葉のコントラストがとても美しいです。また花の匂いは,石鹸のような清潔感…
青い花を咲かせる「草花」ということであればたくさん種類がありますが,青い花を咲かせる「庭木」はあまり多く思い浮かばないのではないか思います。今回は青い花,あるいは青に近い紫色の花を咲かせる植物に特化して記事にしてみました。庭木を中心に,草…