庭木
今回は夏を代表する庭木,『セイヨウニンジンボク(西洋ニンジンボク)』の成長について記事にしました。『セイヨウニンジンボク』は花の少なくなる7月から秋頃まで,上品な青紫色の穂状の花を咲かせてくれる落葉低木です。また葉や茎を擦るとコショウのよ…
今回は,オーストラリア原産のコンパクトな常緑低木『サザンクロス』についてです。特徴は,名の由来でもある南十字星(サザンクロス)に例えられる星型のかわいらしい花です。また,この花は最大6~12月までと長期間咲くのもうれしい特徴です。花期の長さで…
今回はシルバーリーフの南ヨーロッパ原産の常緑低木,『ツリージャーマンダー』の育成記録についてご紹介します。『ツリージャーマンダー』は,春から初夏に咲くクリオネのような形を薄紫の花が魅力的ですが,常緑低木なので銀色の照り葉を1年中楽しむこと…
『シマトネリコ』は,洋庭に合うシンボルツリーとして,『オリーブ』と並んで定番の庭木です。人気は秘密は,株立ちにしたときの自然な樹形のカッコよさと,つやのある明るい緑色の葉と繊細な枝ぶりが醸し出すモダンで涼しげな雰囲気です。また,初夏には小…
プリペットレモンライムはプリペットの仲間で,細かい葉に淡黄色の覆輪が入る矮性品種です。この葉色が黄金色と言うか,明るい黄色で,植えた一帯がパァっと明るくなり,とてもキレイです。また,矮性のため,あまり大きくならず育てやすい庭木です(成長記…
今回は6月の風物詩『ラベンダー』についてです。ラベンダーの種類は非常にたくさんありますが,その中でも暑さ寒さに強く強健で,広く普及しているのが『ラベンダーグロッソ』です。我が家では,2018年3月に3号ポットを5つ,少し大きめの5号ポットを1つ…
グランドカバー(グラウンドカバー)は,背丈が低く地面(グラウンド)を覆うように成長してカバーしてくれる植物です。グランドカバーは様々な種類ありますが,冬に枯れてしまうもの,枯れたように見た目が悪くなってしまうものも多いと思います。自分も1…
コロキアは,南半球プランツ(ニュージーランド原産)で,黒(ブラック)あるいはグレー(灰色)のカラーリーフとして最近人気の植物です。 葉と同じ灰色の細い茎は曲がりくねった特徴的な樹姿。園芸店でも,おしゃれな鉢に植えられているのを見たことある方…
ドドナエア(別名,ホップブッシュ or ポップブッシュ)は,オーストラリア原産の常緑低木です。夏には緑,冬は銅色に紅葉する細長い葉っぱが個性的なドドナエア。春には花が咲き、初夏には種子を被う鞘(サヤ:莢とどちらが正しいか不明)ができます。この…
今回は,常緑低木の『アベリア』についてです。種類はたくさんありますが,よく公園などの生垣に使われている緑葉は,『アベリア・エドワードゴーチャ』と呼ばれて,2mくらいまで大型化する品種です。一方,緑に黄色の斑入りの『アベリア ホープレイズ』や,…
オリーブは,食用のオリーブの実が有名ですが,銀葉が美しく,丈夫で育てやすい庭木としても有名です。地中海原産ですが,日本の冬にも関東以南であれば楽々耐えることができ,初心者向けで育てやすいシンボルツリーの定番となっています。 我が家ではシンボ…
今回は個性的なオーストラリア原産植物(オージープランツ),『カリステモン』について紹介します。和名では,『キンポウジュ(金宝樹)』とか『ブラシの木』などと呼ばれます。特徴はなんといってもそのブラシのような花形です。その名の通り,ボトルを洗…
洋風のモダンな住宅の庭木・生垣として定番のシルバープリペット。プリペットの仲間ですが,常緑で,英名のバリエガータ(Variegatum)の名の通り斑入りの葉が美しい品種です。また,春~初夏にかけて白い小さな花を咲かせ,その甘い香りが良いのもシルバー…
セアノサスは,別名カリフォルニアライラックとも呼ばれる常緑低木です。最も人気のある品種,パシフィックブルーは,ディープブルーの光沢のある特徴的な形の花がとてもきれいです。花からは,石鹸のような良い香りがします。 我が家では,ディープブルーの…
今回は花壇の名脇役,チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)についてです。あまり豪華に花が咲き乱れるわけではないのですが,明るい赤色が花壇のワンポイントとしてアクセントになります。そしてなんと言っても花期がとても長いです。花が少ない真夏を…
本ブログでは,なるべく手をかけずに管理できる庭を目指していますので,手間がかかると言われるバラは少し敬遠しているところがありました。バラではモッコウバラ(ガーデンアーチに誘引した白モッコウバラの成長と2年目の開花)を育てていますが,初心者向…
タイムは,ローズマリーと並んでメジャーなハーブです。また,料理に使えるだけでなく,地面を覆うグランドカバーとしても使うことができる万能植物です。この這性のクリーピングタイム(後述します)は,春の開花時に一面がピンクの絨毯のようになりとても…
ギョリュウバイはオーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木です。小さな葉がギョリュウ(中国原産の葉),花が梅に良く似ているため,日本では「御柳梅(ギョリュウバイ)」と呼ばれるようになったそうです。高級ハチミツ,マヌカハニーの花の蜜として…
我が家では,2018年に花壇にガーデンアーチを設置しまして,育てやすさを優先して,モッコウバラを誘引することにしました。花は八重咲で,色は庭の雰囲気に合うようにホワイトにしました。昨年春(2019年4月)に地植えして,ガーデンアーチへ誘引し,1年で…
グミの園芸品種である斑入り葉のナワシログミ「ギルドエッジ」。黄・緑の斑が美しく,ともかく丈夫で,かなりの暑さ,寒さ,そして日陰に耐えます。おまけに病害虫につきにくいです。そのため,個人用の庭木として園芸店で売られているだけなく,おしゃれな…
セアノサスは,カリフォルニアライラックとも呼ばれる常緑低木です。最も人気のある品種パシフィックブルーは,ディープブルー(濃い青)の特徴的な花と,小さな光沢のある濃い緑の葉のコントラストがとても美しいです。また花の匂いは,石鹸のような清潔感…
青い花を咲かせる「草花」ということであればたくさん種類がありますが,青い花を咲かせる「庭木」はあまり多くは思い浮かばないのではないか思います。今回は青い花,あるは青に近い紫色の花を咲かせる植物に特化して記事にしてみました。庭木を中心に,草…
生垣によく使われているのを見かけるトキワマンサク。一見,何か昔の人の名前のようですが,トキワは『常緑』,『マンサク』は山野に自生する落葉樹という意味があり,常緑のマンサクという意味のようです。 様々なカラーバリエーションがありますが,我が家…
今回は,2018年春から育てている常緑低木の『ウエストリンギア スモーキーホワイト』についてです。 ウエストリンギアはオーストラリアンローズマリーとも呼ばれ,見た目も似てますが,ローズマリー特有の爽快な香りはありません(無香です)。ウエストリン…
今回は,2017年の庭の外構工事後に地植えしたゴールドクレストの話です。ポット苗の状態で買って地植えしましたが、約2年で驚くほど大きくなりました。ゴールドクレストの成長の早さは有名ですが,種類によっても成長速度は様々です。ですので,まずはゴー…
オタフクナンテンとゴールデンモップ。ともに耐寒,耐暑性の常緑低木で,非常に強健で育てやすく,メンテフリーで育成できます。 オタフクナンテンは夏は黄緑,冬は鮮やかに真っ赤に紅葉します。ゴールデンモップは,夏に少し黄緑がかるときはありますが,基…
植物というと緑の葉っぱを思い浮かべると思いますが,その中で特徴的なカラフルな葉色を持つ植物をカラーリーフ,その中でも特に,白や銀色の葉を持つのが「シルバーリーフ」です。今回は,寄せ植えのポイントやお庭のアクセントになる,おすすめのシルバー…
冬を代表する植物というと,1年草のパンジー,ビオラやシクラメンがありますが,冬の間はとても良いのですが,夏には枯れてしまいます。多年草や宿根草で夏超しできたとしても,枯れたり地上部がなくなることで,庭やベランダの全体の見た目が悪くなったり,…
ウエストリンギアは,オーストラリアン・ローズマリーとも呼ばれ,ローズマリーに葉も花も似ていますが全く別の種類の植物です。また,ローズマリー特有の爽快な香りはありません(無香です)。ローズマリーより枝ぶりは細く,柔らかで小さな葉を持ち、よりク…
オーストラリア原産の常緑低木です。常緑の銀葉と紫の花が魅力的で,最近年中通して園芸店でよく見かける品種です。加湿が苦手なことで有名で,地植えして梅雨前後に枯れたという情報が絶えない植物です。 九州南部(鹿児島だったか)で軒下に地植えして,何…