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【斑入り葉がモダン!】初心者でも育てやすい庭木『シルバープリペット』の2年間の成長と開花

f:id:enoshima07:20200519210902p:plain 洋風のモダンな住宅の庭木・生垣として定番のシルバープリペット。プリペットの仲間ですが,常緑で,英名のバリエガータ(Variegatum)の名の通り斑入りの葉が美しい品種です。また,春~初夏にかけて白い小さな花を咲かせ,その甘い香りが良いのもシルバープリペットの魅力です。

 今回は,我が家で育てているシルバープリペットの2年間の成長記録と開花,さらにシルバープリペットにつきものの『先祖返りへの対処』について記事にしました。

 

基本情報 

種類 常緑低木
学名 Ligustrum sinense ‘Variegatum’
花色
開花時期 5~6月
最大樹高/横張り 2.0m/1.5m
耐暑性/耐寒性 強/強(耐寒温度-5℃)

シルバープリペットの水やり

 地植えでは,植え付け直後に水をやって以降は降雨のみで大丈夫です。

シルバープリペットの病気・害虫

 特に問題なく病害虫にも強い庭木です。ただ,我が家では出たことがないですが,稀にハマキムシがつくことがあるようです。見つけ次第,葉ごと処分しましょう。

シルバープリペットの肥料

 丈夫で成長が早いので基本的には不要です。早く成長させたい場合は,マグァンプKなどをあげてもいいかもしれません。

シルバープリペットの成長記録

*半年に一回のマグァンプ適量と降雨のみで育成

植えた場所

 家では,西側花壇の一番南側の特等席(下記リンクで「西側花壇」の文字がある付近)で,ほぼ1日中直射日光が当たる場所です。シルバープリペットは耐暑性も高いので問題ありません。

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2018年3月

 3.5号ポットの苗を4つ購入し,2018年3月に地植えしました。いかにも挿し木苗といった感じで,大きさは高さ30cm,横張30cmといったところです。植え付けの間隔は40cmですが,まだスカスカで土が丸見えです。ちなみに手前にある,黄色の斑入り葉の低木はアベリア・ホープレイズです。

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2018年5月

 次の写真は,植え付け後2カ月の写真です。だいぶ新芽が出てきましたが,写真をよく見ると,斑が入っていない緑の葉っぱが出てきています。これは,先祖返りと言われている現象で,原種の緑の葉っぱを持つプリペットのほうが優性(遺伝子)なので,放っておくとすべて緑の葉っぱに置き換わってしまう,と言われているものです。先祖返りへの対処は,一般的には,緑葉を全てむしり取ります。我が家では面倒だったので(笑),緑の葉っぱを全体の2~3割くらいむしり取りました。

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2019年2月

 真冬になり,葉が一部ピンクがかってきました。シルバープリペットは常緑樹ですが,冬に少し葉が落ちます。葉が変色して,葉数が少なくなると少し心配になりますが,これはシルバープリペットの性質なので,春先には問題なく回復します。

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冬になり葉色がピンクがかってきました(2019/2)

2019年4月

 すみません,この時期はたまたま写り込んでいる写真しかなかったです(笑)

冬から無事復活して,大きく成長。約1年で樹高は30cm→70cmくらいと2倍以上に成長しました。

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シルバープリペット(2019/4)

2019年12月

 だいぶ大きくなり,樹高は1mくらいになりました。初夏の花後に剪定したので,放っておいたら1.2mくらいにはなっていたと思います。成長は旺盛です。剪定をしたおかげで,こんもりしたボリュームのある樹姿に仕上がってきました。

 また,お気づきかもしれませんが,葉が斑有りに戻っています。先祖返りへのケアはあまりしなかったのですが,どんどん緑葉が増殖するようなことはなく,自然にこの状態に戻りました。先祖返りの問題は世間的に少しおおげさに言われていいると思っていて,実際には緑葉ができてきも,多少むしる程度で大丈夫ではないかと思います。この『先祖返り』については,今後もウォッチを続けていきたいと思います。

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シルバープリペット(2019/12)

 それにしても,常緑樹とはいっても冬に葉を落とす庭木は多いですが,シルバープリペットはかなり密に葉が残ってくれて,この強健さはとても有難いです。

2020年3月

 新緑の季節になってきました。大きさは,休眠期の冬を越しただけなので,3カ月前とあまり変わっていません。

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シルバープリペット(2020/3)

 ですが,よく見てみると(下の写真),新芽がたくさん出ています。暖冬のためか,新芽ができるのも例年より早いようです。

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2020年5月

 初夏になり,新芽や枝が旺盛にでてきました。樹高は1.2mくらいになりました。やはりこの初夏の時期は,育成初年度(2018年5月)のところにも書きましたが,斑なし葉が増える『先祖返り』が起きるようです。新芽ができる時期なので当たり前なのかもしれませんが。。ここ2年の経験から,今年はあまりむしらないで置こうと思います。

 それと同時に,オリーブに似た小さな蕾がたくさんできて,シルバープリペットが開花してきました!

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 ちょっとユキヤナギっぽい印象のある,枝によっては真っ白になる結構豪華な花の咲き方です。

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 昨年は写真に残し忘れてしまったのですが,今年は無事撮ることができました。シルバープリペットは,葉のイメージが強いと思いますが,花もなかなかキレイです。また,花に近づかなくても,甘い香りを庭一帯に漂わせてくれます。香のイメージとしては,嫌みでない「あま~~い」匂いです。

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 翌日,さらに満開になりました。正直,これまでのシルバープリペットのイメージを覆す,一瞬息をのむような美しさです。

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 まとめ

 今回は,モダンな住宅の生垣や庭木として定番になってきているシルバープリペットについてご紹介しました。先祖返りや,成長が早く剪定が大変などの情報もありますが,実際育ててみると,成長後の剪定以外はそれほど手間のかからない育てやすい庭木です。斑入りの葉はもちろんのこと,初夏に咲く白花もきれいで香りも良く,意外な魅力です。とても丈夫で育てやすいので,初心者向けの庭木や生垣としておすすめです。

実際育てたオススメ度

★★★★

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