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常緑のシルバーリーフ『モクビャッコウ』の成長と晩秋の開花!~山下公園で見かけたモクビャッコウのレポートも

  今回は,最近人気のシルバー(灰白色)リーフの常緑低木『モクビャッコウ(木百香)』についての記事です。別名アルテミシアとも言います。

 モクビャッコウの一番の魅力はヘラ状の光沢あるシルバーリーフです。また,性質も丈夫で成長も早いですが樹形が乱れにくく,大きくなっても横張り60~80cm程度と自然とドーム状にまとまります。また,同じシルバーリーフでメジャーな『シロタエギク』と同じキク科で似た黄色い花を咲かせますが,花期が11~12月と花が少なくなる時期に開花するのも,おすすめのポイントです。

 最近は園芸店でも人気らしく,直近では横浜の山下公園のバラ園で寄せ植えとしてたくさん植えられているのを見ました。色鮮やかなバラや他の1年草とシルバーリーフの相性が良く,お互いを引き立て合っていました。

 今回の記事では,我が家で1年ほどで大きく成長した『モクビャッコウ』の成長記録と開花情報,最後の方に山下公園で鑑賞した『モクビャッコウ』の様子について紹介したいと思います。

 ↓関連記事として,シルバーリーフのまとめ記事です。良かったらご覧ください。

www.papa-niwa.com

 

基本情報

種類 常緑小低木
学名 Crossostephium chinense
花色 黄色
開花時期 11-3月
最大樹高/横張り 50~60cm/50~60cm
耐暑性/耐寒性 強/強

日当たり

 日当たりを好みます。日当たりが悪いと枝が間延びしたり,花付きが悪かったりします。ただし,日陰でも枯れるようなことはなく,かなり強健な性質です。

水やり

 地植えの場合,植え付け直後以外は不要です。

病害虫

 多くのシルバーリーフに共通することですが,全くでません。

成長記録

 裏庭の一角にあるコーナーです。家の北側の真裏にあり,我が家では最も日当たりが悪い場所の1つかもしれません。日当たりが悪いからこそ明るいシルバーリーフを植えたかったのもある訳ですが・・・それでは『日陰のモクビャッコウ』の成長記録を早速見ていきます。

2019年10月

  園芸店で小さな3号ポットの苗を購入しました。

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モクビャッコウ苗(2019年11月)

2019年12月中旬

 植えつけてから2カ月が経ち,高さ,横張とも20cmくらいに大きくなってきました。少しだけ丸い黄色い花も咲きました。

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2019年12月

2019年4月

  春になり新芽が出てきました。写真にあるように,新しい葉は,葉色がシルバーというより,緑がかった色をしています。また,いつもの葉先が丸い形ではなく,細長い形をしています。最初日当たりが悪くて弱っているのかと思いましたが,夏ごろからちゃんとシルバーリーフになりました。

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2020年4月

 冬頃と比べて周りの植物が育ってきて,少し寄せ植えとして様になってきました。左上が斑入りの葉が常緑樹の『ナワシログミ(マリリン)』です(ギルドエッジと斑の入り方が逆)。左下が斑入りの『ワイヤープランツ』,右上が『ヒューケラ』です。

2019年7月

 梅雨真っ盛りですが気温が上がるにつれて,葉色が徐々にシルバーに変わってきました。また,葉の形も,丸みを帯びてきました。

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2020年7月

2020年8月

 8月になってからは,葉っぱの輝きがさらに増して,すっかりヘラ状の光沢あるシルバーリーフに戻ってくれました。株は大きくなっていて高さ40cm横張50~60cmはあります。

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2020年8月

  アップすると, 細かい毛が密生しているのが分かります。これらの細かい毛が光を反射することで,美しく輝いたシルバーリーフに見えています。

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2020年8月

  こちらが株を反対側から見た写真です。日陰となっている反対側(東側)は,なんだか葉色が悪くてスカスカです(笑)結局,枝も葉も日が挿し込む西側を向いてしまっているということなんですね。やはり元々『モクビャッコウ』は日向が好きな植物なので,日陰側は生育が良くないようです。

 バランスの良いドーム状に育てるには,まんべんなく日が当たる場所に植えた方が良さそうです。 

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2020年8月

  日陰側は少し寂しいということで,手当てをしました。手前に日陰に強い『ヤブラン』がいますが,少しサイズが不足しているようです。ということで,こちらも日陰に強い斑入りの宿根草『エゴポディウム』(こちらの宿根草の記事の⑨でご紹介)を植えて見ました。

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『モクビャッコウ』のスカスカの株元に植えた,斑入り葉の『エゴポディウム』

2020年11月中旬

  11月中旬になり,ついに開花しました!日陰での育成ですが,ちゃんと開花してくれました。

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モクビャッコウ(2020年11月)

 控え目の丸い黄色い花がシルバーリーフに映えます。

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モクビャッコウ(2020年11月)

 花のアップです。まだ蕾のようですが,『モクビャッコウ』の場合,同じキク科に見られるような花弁はなく,これで開花した状態です。開花後の花は,時間が経つと徐々にオレンジ色に変色していきます。

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モクビャッコウ(2020年11月)

 黄色い花がたくさん集まった様子は,派手さはないですが,可愛らしいものですよ。

 


モクビャッコウ シルバーリーフ 丈夫な宿根草 モクビャッコウ

 

山下公園のバラ園で見かけた『モクビャッコウ』

 それでは番外編ということで,横浜の山下公園のバラ園でたくさん見かけた『モクビャッコウ』を写真に収めてきましたので紹介したいと思います。   

 まずこちらはバラ(左側)と一緒に写っている『モクビャッコウ』です。となりの黄色花は,『ジニア・プロフュージョン』です。色とりどりの花とのコラボが素敵です。

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山下公園で見かけた『モクビャッコウ』(2020年11月)


 明るめの色のカラーリーフが周りに植わっていますが,その中でも引き立つ白さです。

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山下公園のモクビャッコウ(2020年11月)

 こちらも『ジニア・プロフュージョン』とのコラボで左右に2株植えられています。同じドーム形状に仕立てられていて面白いです。手前中央にあるシルバーリーフは,『コンボルブルス クネオルム』でした。なぜここだけ似たような色のシルバーバーリーフを?と思いましが,花の咲く時期をずらすためでしょうか。(コンボルブルスは春に開花)

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山下公園のモクビャッコウ:左右のシルバーリーフがモクビャッコウ,真ん中のシルバーリーフは『コンボルブルス クネオルム』(2020年11月)

 とにかく困ったら『モクビャッコウ』というくらい,たくさん植えられていて驚きました。やはり,常緑でシルバーリーフが安定的に美しい上に強健なのが選ばれている理由なのかなと思いました。記事の本題は以上になります。

まとめ

  今回,最近いろんなところで見かける人気のシルバーリーフ『モクビャッコウ』の成長と開花情報についてご紹介しました。常緑,丈夫で育てやすいだけでなく,成長後も60~80cm程度と大きくなり過ぎないのも嬉しいポイントです。かなりおすすめのシルバーリーフなので,試したことのない方は植えてみてはいかがでしょうか。

 

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