パパの手間いらず庭づくり+

庭づくりとガーデニング ときどき園芸雑貨 たまに庭遊び

人がくぐらない花壇の中の『ガーデンアーチ』:設置場所の検討と「ツルバラ」誘引、その後3年間の様子

 今回は3年前に庭に設置したガーデンアーチとその後の様子について記事にしました。

ガーデンアーチというと,ツルバラなどを絡ませて,通路やアプローチの下をくぐるように(通路に垂直に)設置するのが通常です。ただ,庭にガーデンアーチは欲しいけれど,設置場所がなかったり,通路の邪魔になったりする場合があると思います。

 我が家は3年前の2018年にガーデンアーチを設置しました。アプローチが石張りなので後付けのガーデンアーチの設置が難しい問題があったのですが,ガーデンアーチは欲しいということで,アプローチと平行方向に花壇の中に設置することにしました。今回の記事では,大型園芸店で見つけたガーデンアーチの活用事例を参考に設置した我が家のガーデンアーチと,設置後の様子を紹介します。

 

大型園芸店で見つけたガーデンアーチの活用事例

 大型な有名園芸店に行くと,おしゃれなサンプルガーデンがあるところも多いです。

 売り場と一体型,独立型といろいろありますが,いずれにしても庭のデザインの参考になります。

 

 そこで,大型に園芸店に訪問してガーデンアーチの使い方のいくつを参考にしてみました。訪問したのは,以前の記事でも紹介した神奈川の大型園芸店『ヨネヤマプランテーション』です。

www.papa-niwa.com

 

 ここは売り場にガーデンアーチやオーナメントが施されていて,歩いているだけで楽しめる園芸店です。

 実際に売り場を見てみると,ガーデンアーチはたくさん置いてありました。そのいくつかは,下をくぐるように通路に垂直に設置されていましたが,次の写真のように,通路に平行に,人が通らないアーチとして配置している場合もありました。

f:id:enoshima07:20200120232938j:plain

 

 次は,同じガーデンアーチを裏からに見た写真です。これも少し分かりずらいですが,ガーデンアーチの下にはガーデン雑貨屋,苗なども置いてあります。

 

 

f:id:enoshima07:20200120232902j:plain

 

 こちらは別の場所にあったブラックのガーデンアーチです。こちらも低木や石像と合わせておしゃれな感じでした。こちらもフェンスの前に立っていて,人がくぐるように配置されてないです

 

f:id:enoshima07:20200120232921j:plain

 

 という訳で,必ずしも通路に垂直に,人がくぐるように設置しなくても,ガーデンアーチはおしゃれに見せられそうということで,我が家でも真似して設置してみることにしました。

 

 あと,通常の設置方法と比べて,ガーデンアーチをアプローチと平行に花壇内に設置することで得られるメリットとして個人的に次のポイントがあると思いました。

ポイント

・圧迫感があったり通行の邪魔にならない,特に雨の日に傘が当たったり雨の水滴が当たらないで済む

・ツルバラを這わせた場合に,虫がいるかもしれないアーチの下を通らないで済む

我が家のガーデンアーチ

ガーデンアーチの設置(2018年春)

 まずガーデンアーチの組み立て設置です。設置場所は,玄関アプローチの脇の西向きの花壇の中に,アプローチと平行に配置しました。

 

 ガーデンアーチは,本ブログでもおすすめの大型園芸店『グリーンファーム』で買ったガーデンアーチを置きました。

www.papa-niwa.com

 

 組み立てはとても簡単で30分足らずでできました。足は、ペグで固定するタイプです。強風が不安ですが,仕様通りに設置しました。

 穴あきコンクリートブロックを「基礎」にして,穴に足を入れてモルタルで固定する方法もあるようです。

f:id:enoshima07:20210502230936p:plain

ガーデンアーチの設置(2018年3月)

 アーチだけだと寂しいということでアーチの下にレンガも設置してみました。

f:id:enoshima07:20210502230804p:plain

ガーデンアーチとレンガの敷き詰めDIY(2018年4月)

  アーチの両脇には,別途記事にしている左側に『プリペット・レモンライム』,右側に『セアノサス(カリフォルニアライラック)』を植えました。

 これらも,この後出てくる「その後の経過」で驚異的な成長を遂げています。

 作業後に通路側から遠めに見て景色はこんな感じです。

 正直かなり重労働なので,何日かに分けて進めていきました。。

f:id:enoshima07:20200120233056j:plain

アーチ設置から1年①(2019年春)

 設置して1年が経過しました。

 ガーデンアーチ周りに追加で草花を植えたり,ライオンの石像を置いてみたり,フェンスにオーナメントをつけてみたりで,少し賑やかになってきました。

f:id:enoshima07:20200120233258j:plain

 また見えずらいですが,アーチの左右(見えるのは右だけですが)に『白モッコウバラ』を植え付けました。

 『アーチへのツルバラの誘引方法』ですが,特別な方法は必要ありません。ただ,左右に植えて,成長に合わせツルを這わせるだけです。ただ誘引のときは,アーチのフレームに合わせてまっすぐではなく,クネクネとS字に這わせると,葉や花が密になって良いです。

 

 

アーチ設置から2年②(2020年春)

 周りの植物も成長してきて,だんだん様になってきました。アーチ右手,青花の『セアノサス(カリフォルニアライラック)』の成長がものすごく,ガーデンアーチを引き立ててくれている思います。

f:id:enoshima07:20210503080730j:plain

ガーデンアーチ設置後(2020年4月)

 誘引した『白モッコウバラ』も1年で大きく成長して,アーチの上のほうまで伸びてきました。

f:id:enoshima07:20210503081109j:plain

ガーデンアーチ設置後(2020年4月)

アーチ設置から3年③(2021年春)

  前年に,『白モッコウバラ』のツルをS字にクネクネと頑張って這わせたおかげで,こんなに葉が密になりました。アーチは2.3mと高さがあるので,庭に立体感が出て良いですね。

f:id:enoshima07:20210503080909j:plain

ガーデンアーチ設置後(2021年4月)

  アプローチから少し遠めに見た様子です。周りの植物の3年間の成長がすごくて,横からだとアーチが見えなくなっています(笑)

f:id:enoshima07:20210503082945p:plain

ガーデンアーチ設置後(2021年4月)

 アーチに絡めたモッコウバラも開花しました。

f:id:enoshima07:20210503083021p:plain

ガーデンアーチとモッコウバラ(2021年4月)

 アーチを設置から3年経過しましたが,3年前に思い描いていたようなイメージが少しずつ実現していくのは楽しいですね。

 という訳で,以上がガーデンアーチ設置後の様子の紹介でした。

 

 今回ご紹介したガーデンアーチ比較的安価(たしか店頭で1.5万くらい)のものですが,ネットは安価なものから高めのものまで,さまざまな色やデザインのものを見つけることができます。

 実は我が家の今のアーチが劣化してきているので買い替えようかと検討中でして,次の2つは自分も気になっています。いずれ買い替えの様子も記事で紹介していきたいと思います。

 

まとめ

 今回はガーデンアーチの設置について記事にしてみました。

 ガーデンアーチを置きたいけど,通路に置く場所がなかったり,デザイン的に合わなかかったりする場合も多いと思います。そんな場合でも,今回ご紹介した大型園芸店でも多数事例があったように,ガーデンアーチを設置して,植栽をしたり,ツルバラを絡ませたり,ガーデンオーナメントをうまく使うことで,おしゃれに見せることができます。庭造りの参考になれば幸いです。