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常緑・丈夫なグランドカバー『ワイヤープランツ』の成長記録 ~ 日陰・日向で,斑有・無の品種を育成

 今回は常緑・丈夫なグランドカバー『ワイヤープランツ』について記事にしてみました。ワイヤープランツは,ニュージーランド生まれの小さな葉っぱが密に茂る個性的でおしゃれグランドカバープランツです。見た目は草っぽく見えますが,ツル性の常緑小低木に分類され『木』です。そのためか,他の草花系のグランドカバーと比べてとても丈夫で育てやすいです。花は春~夏にかけて環境が合えば咲きますが,とても小さく目立ちません。細いツルにたくさんの小さな葉っぱを茂らせる姿が人気で,園芸店だけでなく,小さなホームセンターなど広く購入することができます。

 我が家では,そんなワイヤープランツを日向と日陰の両方で場所を変えて育成してみました。品種は,いわゆる普通のワイヤープランツのノーマルタイプと,斑入りの品種”スポットライト”の2種類を育成してみましたので,その成長の様子をご紹介します。

 

基本情報

種類/科名 ツル性常緑小低木
学名 Muehlenbeckia
花色 透明感のある白色
開花時期 5~8月
草丈/横張り 10~30cm/ツルを伸ばし根を下ろして際限なく広がります
耐暑性/耐寒性 強/強

ワイヤープランツの水やり

 地植えの場合,水やりは不要です。

ワイヤープランツの病害虫

  病気にならずとても丈夫で,虫も全く付きません。

ワイヤープランツの剪定

  実際育ててみて,かなり成長が旺盛です。年に数回の適宜の剪定で良いと思いますが,オススメは成長後の夏と秋の2回です。

グランドカバーとしての使い方

 始めこそ地際の10cmくらいを這うように広がりますが,ある程度大きくなってくるとツル同士が重なり30~40cmくらいに高さが出てきます。

ワイヤープランツの成長

植えた場所

 地植えした場所は次の2か所です。

  • 日向(1日4~5時間くらい日がさす場所):玄関アプローチ沿い

  品種:ワイヤープランツ ノーマルタイプ(斑無し

  • 日陰(1日中日がささない場所):北向きの裏庭の一角

  品種:ワイヤープランツ ”スポットライト”(斑有り

2019年12月

 まず,こちらが玄関のアプローチ沿いに植えたワイヤープランツ(斑無しのノーマルタイプ)です。

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日向に地植えしたワイヤープランツ(2019年12月)

  場所が分かりずらいですが,アプローチ沿いのガーデンアーチの左右に設置しているガーデンライトのまわりに2株ずつ植えました。(アーチの左に2株,アーチの右側に2株=計4株)

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日向のガーデンライトのまわりに植えたワイヤープランツ(2株)

www.papa-niwa.com

 

 次は秋に植えて(2019年9月)から3カ月程経ってしまっていますが,日陰に植えた斑入りのワイヤープランツ”スポットライト”です。

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斑入りワイヤープランツ”スポットライト”(2019年12月)

 購入したときに撮影したアップですが,葉にピンクと白の斑が入ってとても美しいです。

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裏庭のワイヤープランツ(斑入り)

2020年4月下旬

 春の様子です。ワイヤプランツを植えたガーデンアーチ周りは我が家のお気に入りのスポットで,このブログでたびたび紹介しています(笑)この時期は,右手に見える青花の『セアノサス』がとてもキレイです。ガーデンアーチ正面の斑入り葉で紫の花は『ツルニチニチソウ』です。

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ツルニチニチソウ (2020年5月上旬)

 ワイヤープランツまわりを拡大してみると,まだそれほど広がっていないことが分かります。まだ気温がそれほど上がっていないためと思います。右下の白花の『スーパーアリッサム』は満開でとてもきれいです。

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ワイヤープランツ ノーマルタイプ (2020年4月下旬)

 

 次に,こちらが裏庭の日陰に植えた,斑入りワイヤープランツ”スポットライト”です。それほど大きく広がっていませんが,かなりボリュームが出てきたように見えます。やはり3カ月先に植えたため,よく根付いていたためでしょうか。日陰でも良く成長します。ご覧のように,左手の黄色い斑入り葉の庭木『ナワシログミ(マリリン)』にかなり絡まってきたので,絡まったツルを剪定しました。

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斑入りワイヤープランツ”スポットライト”(2020年5月)

 こちらがアップです。白色の斑が美しいですが,植え付け当初より少し薄くなってきたようです。これは斑入りワイヤープランツの性質で,適宜剪定をして新芽を出すことでまた斑入り葉がでてくるようです。

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斑入りワイヤープランツ”スポットライト”(2020年5月)

2020年7月中旬(開花)

 日向のワイヤープランツです。夏が近づき気温が上がってから,急激に成長し始ました。ガーデンアーチの左手のワイヤープランツは花壇からこぼれるように増えています。手前の『ツルニチニチソウ』の成長も凄いです。。

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ガーデンアーチ前の日向のワイヤープランツ(中央は『ツルニチニチソウ』)(2020年7月下旬)

 ガーデンアーチ右手のワイヤープランツの拡大ですが,花壇沿いのピンコロを飛び越えてからこぼれるように成長しています。

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ワイヤープランツ(ノーマルタイプ)(2020年7月)

 こちらがアップです。よく見ると薄黄の白く透明感のある小さな花が咲いています。花はあまり咲かないみたいなので,環境があっているのかもしれません。

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ワイヤープランツの開花

  

 次は,裏庭の斑入り『ワイヤープランツ”スポットライト”』です。こちらも少し分かりにくいですが,かなり成長して広がっています。 

 ワイヤープランツ以外の植物ですが,左上の黄色い斑入り葉が『ナワシログミ(マリリン)』です。右下のシルバーリーフが『モクビャッコウ』,右上に隠れている赤のカラーリーフが『ヒューケラ』です。

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裏庭のワイヤープランツ

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ワイヤープランツ

2020年9月中旬

 こちらさらに2カ月後の9月の様子です。さらに伸びてきて,アプローチのタイルにもかなり侵入してきています。さすがに伸び過ぎなので初めて剪定することにしました。

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ツルニチニチソウ(2020年9月中旬)

 次は,裏庭の斑入りワイヤープランツ”スポットライト”です。こちらも分かりにくいですが,かなり広がっています。

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裏庭の日陰のワイヤープランツ

2020年11月

 日向のワイヤープランツです。9月に剪定したのですが,また伸びてきています。ガーデンアーチ周りの奥行方向の成長ばかりに気にしてましたが,横にもかなり広がっています。これらガーデンアーチの左の植えたものですが,元々赤花の『チェリーセージ』あたりに植わっていたのが,左に1mくらい広がっています(手前のタイルが30cm平方です)。

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ワイヤープランツ

 

  次は,裏庭の日陰の斑入りワイヤープランツ”スポットライト”です。こちらは,左上の黄色い斑入りの庭木の『ナワシログミ(マリリン)』に絡まって1mくらいの高さまでよじ登ってきています。5月頃に一度剪定したのですが。。

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ワイヤープランツ(2020年11月下旬)

 ワイヤープランツは,横にも縦にもかなり速度で成長するということで,以上の成長記録で分かったポイントをまとめてみます。

  • 日陰でも問題なく育つ
  • 初夏~夏に透明感のある白色の花を咲かせる
  • 夏~秋にかけて急成長する(1年で約1m成長
  • 成長後にこんもりと20~30cmほど高さが出る
  • ワイヤープランツは斑有り無しで成長に差はない
  • 斑入り品種は斑が薄くなることがあるので,適宜剪定をして新芽を出すと斑入り葉が復活する


観葉植物/ワイヤープランツ:スポットライト(斑入葉)3号ポット苗

まとめ

 今回は,常緑・丈夫なグランドカバー『ワイヤープランツ』について,日向・日陰の両方で育てた成長記録をまとめてみました。実際育成してみて,日陰でも全く問題なく育ち,縦横とも1m程も成長しました。よく伸びますが,他のツル性植物と比べて制御不能という訳ではないので,定期的に剪定すれば十分管理できます。個性的な株姿で,低木なのに柔らかい印象のある,丈夫で育てやすい,周年楽しめるとてもおすすめなグランドカバーです。