春先に長く咲くマーガレットに似た花と美しいシルバーリーフ,一年中楽しめるローダンセマムの紹介です。マムというのは『キク』(英語:MUM)という意味で,キク科の植物です。早いところだと1月くらいから苗が出回ります。
今回はローダンセマムの品種『リルピンク』が満開になりましたので記事にしました。白花の『アフリカンアイズ』の成長記録は下記記事をご覧ください。
基本情報
種類/科名 | 草花 常緑多年草/キク科 |
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学名 | Rhodanthemum gayanum |
花色 | ピンク/白/赤 |
開花時期 | 2~6月 |
草丈/横張り | 20cm/30cm |
耐暑性/耐寒性 | やや弱/強(耐寒温度-10℃) |
ローダンセマムの水やり
庭植えでは,地植え直後に水をやって以降は,基本降雨のみで大丈夫です。育て方ですが,基本放置で問題ないと思います。
ローダンセマムの置く場所
家では,西側の花壇の10時~15時くらいまで日のあたる場所に植えています。懸念の耐暑性ですが,真夏は少し葉の密度が下がる印象がありますが,秋にはすぐに復活します。見た目の繊細さと比べて,かなり強健です。
ローダンセマムの病気・害虫
特につかないです。ウチでは数年地植えしてますが,ついたことはないです。
ローダンセマムの肥料
基本不要ですが,花をなるべく咲かせたい,育成初期に早く成長させたい場合は,液肥やマグァンプを適量あげてもいいかもしれません。
ローダンセマムの成長記録
*半年に一回のマグァンプ適量と降雨のみで育成。
2018/5
品種はいろいろあります。今回は,ポットの紙札説明に書かれていた「色褪せない」「究極の品種」という言葉に惹かれて,「リルピンク(Lil Pink)」という品種を購入しました。写真は,植え付け直後です。植え付け間隔は20cmくらいです。(手前のピンコロが10cmなのが目安になります。)まだ大きくなってないので スカスカですが,大きくなることを見込してこれくらいにするとちょうどいいと思います。
2019/4
満開になって,一年目と比較にならないくらい美しかったのですが,残念ながら一枚も写真を撮ってませんでした。来年こそは忘れずに更新します。。
2019/12
株が大きくなって,スカスカだったのがかなり密に茂っているのがわかると思います。約2年目でこれなので,風通しを良くしたい方などは,間隔は20~25cmくらいがベストかもしれません。ローダンセマムは冬でも葉が汚くならなく,手間がかからないのもうれしいです。
2020/1
これから冬本番という時期ですが,よく見るとすでに蕾ができ始めてます。暖冬のためでしょうか。来春の開花が本当に楽しみです。
2020/2
2月下旬で早くも日当たりの場所の株は一足はやく開花しました!暖冬のためか,いつもより1カ月くらい早い開花です。
2020/3
ローダンセマムが満開になりました。いつもは4月中旬頃ですが半月以上早く満開を迎えました。昨年は写真を撮り忘れてしまったのですが,今年は無事撮影できました!
別の場所(南側の一日中日が当たる花壇)に植えていたローダンセマムも同時期に開花しました。こちらも見事です。
まとめ
春先にマーガレットに似たさわやかで美しいピンク花が長期間咲き,シルバーリーフがきれい。さらに,常緑で年中通してシルバーリーフをキープして,とても丈夫と,個人的にかなり優秀な常緑植物だと思っています。是非,お庭の一角に咲かせてもらえばと思います。
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