緑の絨毯として憧れの芝ですが,一方で手入れが大変そうというイメージで躊躇する方も多いようです。また,いざ芝を植えても,初心者は芝刈りの具体的な方法やコツなど分からないことが多いと思います。今回は,2017年に庭に植えた芝について,芝張りからその後の成長,また手入れ不十分で伸び切ってしまった芝の手入れについて,紹介したいと思います。
芝の植え付けと成長
芝が植わっているのは,南向きで1日中日が当たる,我が家のメインの庭です。芝の種類は,一般的な高麗芝です。2017年7月に完了した外構工事で,2017年6月に先行して植えたものです。
こちらが2017年6月に芝を張ってから,1カ月経った2017年7月の芝の状態です。昼間の写真が残っていなく,ライトアップした写真ですが,様子は伝わるのではないか思います。まだ目地が見えていますが,芝が勢いよく伸びています。
ちなみにライトアップされている,乱形石やサークルストーンについては下の記事で紹介しています。
写真の中央付近のフェンス際にゴールドクレストが写っています。植えた直後ですので,とても小さいですが,この後驚異的な成長を見せて巨大化しました。芝とは関係ないですが,アクセス数の多い記事ですので,もしご興味あったらご覧ください。
芝刈り前(Before)
全体(作業前)
年に2回くらいしか刈ってないですが,それなりには刈りこまれています。周りに障害物がない中央エリアは,芝刈り機を転がすだけで比較的すぐ刈りこめました。
一方,①木(ゴールドクレス)の廻りや,②左側の花壇の際の部分,③下側の白い乱形石との際部分,などに刈り残しがあるのが分かると思います。
エッジ部分(作業前)
壁際などのエッジ部分は,芝刈り機や作業者自身も入りにくいため,殆ど刈れておらず,こんもりと茂っています。これまで,普通のはさみ切ってみたりしたことはあるのですが,焼け石に水取った感じで,作業効率が悪すぎて早々に諦めました。
その結果,2年半ほど手付かずの状態になりました。この部分だけ30cmくらいに伸び切っています。手ですくっただけでも,枯れ葉が取れるので,2年半分の枯れ葉もかなり残っていてこんもりしているようです。
今回は,これまで手入れしてきた芝生の中央付近に加えて,エッジ部分の刈込みをやってみましたのでご紹介します。今回は,これまで使ってきたお気に入りの手動芝刈り機に加えて,専用の芝刈り専用鋏を購入してみましたので,まずは道具の紹介からです。
芝刈り道具
手動芝刈り機
今回は手動式の芝刈り機を使いました。電動式は,良く刈れますが,本体が重いのと,電気配線などセットアップが面倒です。また,いろいろなタイプがありますが,小さい子供もいるので,安全性と取り替え刃の交換などメンテナンス面も考えて手動式にしました。
今回使用した,『ゴールデンスター(キンボシ・金星)製 手動芝刈機 ナイスバーディーモアー』は,国産で手動式ながら切れ味が良いと,アマゾン等でネットショッピングでベストセラーとなっている芝刈り機です。2年半ほど使ってますが,切れ味は衰えません。
芝刈り鋏
芝刈り機を使うと,どうしても壁際などのエッジ部分に機体および刃が侵入できないので残ってしまいます。その結果,上の写真のように,壁際やポールの周りなどのエッジ部分ばかり芝が伸びきってしまいました。
今回は,エッジの刈込のため芝刈り専用ハサミを購入しました。こちらも,ゴールデンスター(キンボシ)製で,日本製の高品質なものです。ロックして安全に収納でき,柄の部分を回転することで,縦にも横にも切ることができる優れものです。
下記のリンクでは,今回紹介しました芝刈り道具のもう少し詳しい使い方や,他のガーデングッズも紹介しています。
ポイント
- 芝刈り機:5cm以上あると巻き込んでうまく刈れません。引っかかってしまいます。5cm以上にならないように定期的に芝刈りしましょう。
- 芝刈り機:芝が乾いてから切るようにしましょう。濡れたままだと引っかかってしまいます。
- 芝刈りハサミ:刃の真ん中から先端のかけた切るようにしましょう。パチンと音をさせながら切るイメージです。作業開始時は,なるべく芝を掴んで刃の根っこのほうで切ろうとしましたが,全く切れませんでした。
芝刈り後(After)
まずは問題の壁際の部分です。いかがでしょうか?2hほどの作業ですがそれなりにすっきりしたと思います。ただ専用ハサミということで,期待値が高すぎたこともあるんでしょうが,思ってたほどサックサクに刈れる訳ではなく,結構握力も必要でそれなりに大変でした(-_-;) 2年半分ためたツケだと思うので,皆さんこまめに手入れしましょう。
芝生の中央部分は芝刈り機で一気に処理しました。だいぶすっきりしました。表面を覆っていた古い葉をきったことで,春先に成長していた緑の新葉が目立ってきました。
一方で,時間の都合でゴールドクレスト廻りの伸び切った部分が刈れてません。次回の芝刈りのときに手入れしようと思います。
DIYが面倒な場合は,業者に頼んでしまうのも手です。今では,ネットで複数社の見積りとって自分にあった業者を最安で注文できます。当ブログでも何度か利用しており,おすすめです。
まとめ
芝刈り機だけですと,どうしてもエッジを切り残してしまいますが,専用芝刈りハサミを用意することで,芝生エリア中央からエッジまで一取りの作業を完成させれることができました。今回つかった2アイテムとも安価ですし,自信を持っておすすめできます。作業のポイントを再掲すると以下になります。芝刈りの進め方のご参考になればと思います!
- 芝刈り機:5cm以上あると巻き込んでうまく刈れません。引っかかってしまいます。5cm以上にならないように定期的に芝刈りしましょう。
- 芝刈り機:芝が乾いてから切るようにしましょう。濡れたままだと引っかかってしまいます。
- 芝刈りハサミ:刃の真ん中から先端のかけた切るようにしましょう。パチンと音をさせながら切るイメージです。作業開始時は,なるべく芝を掴んで刃の根っこのほうで切ろうとしましたが,全く切れませんでした。
この後の芝の成長の様子は下記記事をご覧ください!