今回は,少し地味ですが最近買い替えた「物干しざお」について記事にしてみました。
最近,これまで3年間使っていたスチール製(表面がステンレスのもの)の物干し竿がすっかり劣化してしまいました。これまでは特に考えずにホームセンターでまた新しい同じようなスチール製物干し竿を買っていたところですが,今回庭に合うオシャレで錆びにくいアルミ製(正確にはアルミ合金製)に買い替えてみたたころ,予想外に良かったので,記事にしてみました。
これまで使っていたスチール製「物干し竿」の劣化
こちらがこれまで使っていたステンレス製の物干し竿です。
ホームセンターで購入したもので,使って約3年経ちます。ステンレス製といっても,スチール(鉄)製のパイプの表面にステンレスの薄板を貼り付けたものです。
場所は,ウッドデッキの上で,テラス屋根を1年半前につくったので,以降の1年半はあまり雨風を受けていないはずですが,劣化してしまいました。
次の写真の部分が劣化が特にひどいです。劣化は次のように起こります。
まず経年劣化で,表面に張り付けられているステンレスの薄板に隙間ができて,中に水が入ります。すると内部の化学変化でスチール(鉄)製のパイプがサビてしまうのです。
今では,内部の鉄がサビ切って,中からボロボロと錆(サビ)が出くるようになってしまいました。
このため,この部分に服を掛けるとサビがついてしまってり,ウッドデッキ上がサビで汚れるし,ウッドデッキ上を掃除しても上からサビが落ちてきます。また,芯が劣化しきっているので,強度も下がっています。
ということで,買い替え時となりました。
アルミ製物干しざおのメリット
交換のタイミングで「せっかくならいいものを」と,耐久性とデザインを求めていろいろ調べた後見つけたのがこちらのアルミ製の物干しざおです。
ハンガー掛け付き 3m 組立て式の1本物の物干し竿 サビない アルミ物干し 太さ32パイ×3mシャンパンゴールド色 キャップの色が選べる【保証付】【日本製】
以前,庭のガーデンチェアをアルミ鋳物製に買い替えたら4年たっても全然劣化がないという記事を紹介しました。
これと同じように,物干しざおでも,アルミでおしゃれなものはないかと思いたち,探したのがこちらのアイテムでした。
この商品ですが,次のような嬉しいメリットがあります。
①錆びない
一番出回っているタイプのステンレス製の物干しざおは,繰り返しになりますが,ステンレス製といっても,スチール(鉄)製のパイプの表面にステンレスの薄板を貼り付けただけのものです。
今回のアルミ製物干しざおは,全てがアルミ合金で出来ているので,サビで劣化することがありません。
②軽くて丈夫
一番出回っているのがステンレス製の物干しざおは,特に劣化すると簡単に折り曲げることができます。アルミ製は,厚さ1mm(ジョイント部:1.5mm)あり,とても丈夫です。しかも,サビないので高耐久です。
③風などで動いて左右に寄りにくい
後にもでてきますが、穴の開いたハンガー掛け部分の出っ張りが,物干し竿掛けにひっかりり易く,動きにくいです。よく強風時にありがちな,物干し竿が左右に寄ってしまって,その結果落ちたりがないです。
④物干しざおなのにオシャレ!
せっかくリビングにつながるテラスやウッドデッキを作っても,物干しざおとか生活感のあるものが写り込むと残念に見えてしまうものです。
耐久性だけなら他にもオールステンレス(薄板貼り付けでないタイプ)もあるのですが,なかなかデザイン性が良いものはありませんでした。
今回の物干しざおは,メイン部分のデザインもそうですが,キャップも12色から選べたりと,機能だけでなくデザインへの拘りを感じます。
また,ハンガー掛けのデザインもオシャレです!
アルミ製物干し竿は,「錆びず」に「軽くて丈夫」,強風「設置位置が安定」,しかも「デザインも良い」
一方,デメリットは少しお高いところでしょうか。。
適切な長さ
長さのバリエーションは,2.0m, 2.5m, 3.0m, 3.5m, 4.0m, 4.5mの6種類あるようです。
次は,設置上の注意ですが,細かい話なので場合によっては読み飛ばし頂いて結構です。
よくある物干し竿掛けは次のようなものですが,だいたい窓のサイズに合わせて,180cmか270cm間隔に設置されている場合が多いようです。
それぞれの間隔の場合,次のサイズがおすすめです。
左右にスペースがあるかによりますが,竿掛け間隔に対してなるべく長い方がたくさん洗濯物を干せるし使い勝手は良いです。
- 180cm間隔:3.0mのものがおすすめ!(3.5m以上は入りません!)
- 270cm間隔:3.5m のものがおすすめ!(4m以上は入りません!)
括弧で書いた部分ですが,このタイプの『竿掛けの穴(大きさによる)』と,『ハンガー掛けの出っ張り部分』が干渉して,「長さによっては」使えない場合があります。
ハンガー掛け部分は,ハンガーを掛ける役割だけでなく,よく強風時にありがちな,物干し竿が落ちるのを防ぐ役割もあるので重要なのですが,ここまで購入前に少し注意が必要です。
例えば,竿掛けが180cm間隔の場合,3m以下は問題ないですが,3.5m以上の物干し竿だとハンガー掛け部分だけで約2m(>180cm)近くあるので入りません。
もう1つ,竿掛けが270cm間隔の場合,3.5m以下は問題ないですが,4m以上の物干し竿だとハンガー掛け部分だけで約3m(>270cm)あるので入りません。
竿掛けの穴のサイズによっては,長さ選びにご注意ください。
ちなみに,ハンガー掛けが無いタイプ(棒のみ)もあるので,この場合は長さで困ることはありません。
古い物干しざおの捨て方
古い物干しざおの捨て方です。
自治体によってルールは大きく異なりますが,一般的に50cm~1m以上のステンレス製の物干し竿は,『粗大ゴミ』『大型ゴミ』などに分類され,有料となってしまう場合があります。
自分が住む鎌倉市では,1m以下はステンレス製物干しざおは「燃えないゴミ」,1m以上の物干しざおは「粗大ゴミ扱い」でした。
そこで,4m近くから古い物干しざおを折り曲げて1m以下に収めて,「燃えないゴミ」として処分する方法を思いつきました。
自分の場合は,枝切ばさみなどを使って,菅を潰して,折り目をつけました。
そして出来て折り目を基準に折りたたんでいきます。
袋詰めした写真がなくて分かりにくいですが,最後に自治体指定のゴミ袋に入れて指定日に収集して貰います。
粗大ゴミだと余計の出費がありますが,折りたたんで「燃えないゴミ」化したことで,出費をゼロにできました(出費は「自治体指定のゴミ袋」のみです)。
アルミ製物干し取り付け&使用感
取り付け
取り付けはとてもシンプルです。
2本に分かれた菅を連結し,一箇所ねじ止めするだけです。
このように,ネジはもちろん,ネジ止めに必要な道具も同梱されています。
まずこのように連携させます。後は左側に見えるネジ穴をねじ止めするだけです。
取り付け後①(本体:シルバー,キャップ:白)
完成しました(笑)
こちらは3mのハンガー掛けつき(本体:シルバー,キャップ:白)です。
取り付け注意として書きましたが,この場所は竿掛けが1.8m間隔ですが,この場合3.5mの物干しざおは入りません。ハンガー掛け部分が2m以上あり,竿掛けの穴にひかかってしまいます。
取り付け後の様子ですが,なかなか良い感じではないでしょうか?実物を見るともう少し良く見えます(笑)
あと使っていてよかったのが,ハンガー掛けの部分です。これまでのものだと,強風で洗濯物がハンガーごと吹き飛んでしまうこともありましたが,強風でも取れにくくなりました。
取り付け後②(本体:シャンパンゴールド,キャップ:シルバー)
とても気に入ったので,2階用に2本目も交換しました。
2階のスチール製の物干し竿は,さびは落ちるまでは劣化してなかったのですが,サビがでてからだと遅いので,恒久的にサビの出ないこちに置き換えました。
シャンパンゴールドの色味が自然で,輝きもありシャンパンゴールドの方が高級感があるかもしれません。
キャッパはシルバーにしましたが,こんな感じです。日の光を反射してブラウンぽく見えますが,ちゃんとシルバーです。
とにかく,サビずに高耐久なアルミ製で,シャンパンゴールドの質感やハンガー掛けのデザインも良く,強風にも強い機能性もあり,少しお高いですが大満足の買い物でした。
ハンガー掛け付き 組立て式の1本物の物干し竿 サビない アルミ物干し 太さ32パイ×3.5mシャンパンゴールド色【保証付】【日本製】
まとめ
今回は,少し地味ですが最近買い替えた日用品「物干しざお」について記事にしてみました。最近思うのですが,毎日使うものだからこそ良いものにすることで,毎日を快適に過ごせるし,結果的に長持ちしてコスパもいい,という場合が多いと思います。今回のアルミ製物干し竿もこれに該当する満足度の高いアイテムでしたので,とてもおすすめです。