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庭に『鉄棒』を設置!子供と使用してみた感想と防錆メンテ

 今回は子供の運動不足解消用に自宅庭に設置した,鉄棒についてです。週末は家でゴロゴロして運動不足になりがちな昨今。子供には今後避けては通れない鉄棒を家でも練習させたい,運動不足を解消させたい,ということで,組み立て式の『鉄棒』を購入し,庭に設置してみました。今回の記事では,鉄棒の使用感と,屋外ということで心配な錆対策とその効果についても3カ月に亘って確認してみました。

 

①購入した鉄棒

鉄棒探し

 まずは”鉄棒探し”からです。屋外で使える鉄棒は1パターンしかなくて,塗装された鉄パイプを組み立てていくタイプです。完成後は「しっかりした物干し台」といった見た目です。このタイプでネットで調べていくと,4~5つくらい似た見た目の候補が見つかりますが,この業界に有名ブランドはないので,どれを選ぶか判断は難しいです。。

 今回は,過去の経験から2つのメーカーの鉄棒をおすすめしたいと思います。

 

こちらが1つ目,「DABADA」です。おすすめの理由は,我が家に同社製の「トランポリン」があって,これがとても安定感が有って良いです。ネットの評価もとても良いです。

 

もう1つが,「BangTong&Li」です。おすすめの理由は,我が家に同社製の「ぶら下がり健康器」があって,これがとても安定感が有ってイイんです。こちらもネットの評価がとても良いです。

 

上記2つでかなり迷ったのですが,結局(分野が似ている?)ぶら下がり健康器が良かった「BangTong&Li」の鉄棒を選んで購入してみました。

スペック

 購入した「BangTong&Li」の鉄棒のスペックをまとめます。特に「本体サイズ」は,設置場所を選ぶのに確認しておいた方が良いポイントかと思います。

・耐荷重:70kg

・高さ5段階調節可能:85cm/96cm/107cm/118cm/130cmで高さ調整可能。

・カラー:ピンク/ブルー/ブラック/イエロー 

・本体サイズ(使用時):幅99.5cmx奥132cmx高さ85cm~130cm 

 

②鉄棒を組み立てて庭に設置!

鉄棒の設置

 鉄棒は組み立て式なので,このような細長い形状の段ボール(105.5 x 25 x 10.5 cm)に梱包されて配送されます。

 鉄パイプが何本も入っているのでそれなりに重いですが(10kg強),十分大人一人で運べますので,設置場所である自宅の庭の芝生まで移動させます。

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芝生の上に荷物を置きます

 開梱するとこんな感じです。部品の多さに一瞬めんどくさい気持ちになりますが,ここから頑張って組み立てていきます。

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開梱後

 説明書は,カラーのステップバイステップの分かりやすいものとなっています。この手の外国製にありがちな雑な説明書とは違っていてありがたいです。

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説明書

 組み立てはとても簡単で,大体15分くらいで完成したと思います。下の写真では,あと鉄棒のアームを高さ調整して取り付ければ完成です!

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鉄棒の設置(2021年11月27日)

鉄棒で遊ぶ!

 子供が写りこんでいますが(笑),こちらが完成後の様子です。

 子供がまだ小さい(身長110cmくらい)ので一番低い85cmに高さ調整していますが,ちょうど良いようです。最大130cmまで高くできるので,かなり長く使えそうです。

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鉄棒で遊ぶ

 また耐荷重も70kgあるので,高さこそ低いですが大人でも使えるくらいの安定感と頑丈さがあります。

 ちょっと短いですが(笑),普通の公園の鉄棒で変わらない感じ使えるということで,鉄棒の使用感の紹介はここまでです。

③鉄棒のメンテ

 さきほど長く使えそうと書きましたが,これは機能面の話でして,鉄棒はスチール性なので屋外で使用していると,雨風に晒されて直ぐに錆びがついてしまいます。

何も手入れしないと(設置後7日後)

 何もしないとあっという間に錆が発生してしまいます。正直,ここまで錆のまわりが早いとは知らず油断していたのですが,設置からたった7日で錆が発生してしまいました。

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錆びの発生①(設置から7日後)

錆は発生したのはここだけではなく,至るところです。

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錆びの発生②(設置から7日後)

なので,錆止めは組み立て直後,細かい接続部まで考えると,できれば組み立て前の状態で実施しておいた方が良いと思います。

錆止め作業はこちらのスチール製ガーデンアーチでも実施しているので良かったらご覧ください。

www.papa-niwa.com

錆取り

 屋外設置後に錆止め処理をしなかったので,屋外設置後たった7日で錆がついてしまった,ということで,今回は錆取りから開始しました。錆取りには定番のこちらのアイテムを使いました。

錆止め

錆を取ったら,錆止め処理を施していきます。

今回は鉄棒らしくスチールの光沢を残したかったので,こちらの透明タイプの錆止めを使いました。先のスチール製ガーデンアーチの錆止めに使ったのと同じものです。

これをハケを使ってカラー塗装されていないところを中心に塗っていきます。

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錆止め処理

こちらが錆取り・錆止め処理をしたあとの様子です。細かい溝にある錆びは取り切れていませんが,だいぶ切れになりました。また,錆止めも透明なので,見た目には分からずデザインを損なわないのもポイントです。

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錆止め処理後

という訳で,設置直後にサボってやらなかったせいで,設置後7日後には早くも錆が出てしまいましたが,遅ればせながら対策することができました。

錆止め後3カ月~効果確認!

それでは次は最後に,その後の錆の発生の状況を見てみます。

こちらが,錆止め処理後3カ月後の様子です。

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錆止め後3か月

錆びは少し発生してますが,3カ月経過した割にはだいぶ少ないです。

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錆止め後3か月

こちらは同じ部分の「錆止め処理直後」と「3カ月経過後」の比較です。

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錆止め直後(左)3カ月後(右)

 やはり3カ月もたつと少し錆びが増えてしまっていますが,錆止め処理によって進行スピードは低く抑えられているようです。

また錆が増えた部分も,前回取り切れなかった部分と一致しているようなので,設置後すぐに処理をすれば防げたのではないかと思います。

という訳で,錆止め処理は効果的なので,できれば屋外設置直後にやりましょうということで最後まとめです。

まとめ

 今回は子供の運動不足解消用に庭に設置した,『鉄棒』の「設置」と「活用」,さらに「防錆メンテ」について記事にしました。実際使ってみて,設置はとても簡単で,思ったよりとてもしっかりとしていて安定感があり,自宅庭で遊べる子供器具としては最適だと思いました。高さも幅広く変えられてせっかく機能面で長く使える鉄棒なので,今後も防錆対策をしっかりやって,大事に使っていきたいと思います。