オーストラリア原産の常緑低木です。常緑の銀葉と紫の花が魅力的で,最近年中通して園芸店でよく見かける品種です。加湿が苦手なことで有名で,地植えして梅雨前後に枯れたという情報が絶えない植物です。
九州南部(鹿児島だったか)で軒下に地植えして,何年も育成していらっしゃるブログ情報があり,あまりに素敵だったので,九州よりずっと北の神奈川南部で,かつ軒下でもないのに地植えにチャレンジしてみました。
基本情報
種類 | 常緑低木 |
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学名 | Eremophila nivea |
花色 | 紫 |
開花時期 | 4~7月 |
最大樹高/横張り | 1.5m/1.5m |
耐暑性/耐寒性 | 強/普通 |
成長記録
2018年3月
植えたのは,西側の花壇の南側です。直射日光が11~15時くらいに当たるところです。
実際に苗を買ったのは2017年9月と半年ほど前で,地植えするまでは鉢植えしていました。買った当初は30cmくらいしかなかったのが,地植えしたときは60cm弱ありました。ただ,葉の状態としては,買った当初と比較してだいぶへたっています。。
2018年6月
梅雨前くらいに薄紫の花が咲きました。シルバーリーフは黄色の花を咲かせるものが多いですが,個人的にこちらの薄紫の花のほうが好きです。
2018年10月
植えて半年後の2018年10月に秋の長雨のためか全滅しました。やはり気温であったり,軒がなく雨にあったりと,エレモフィラにとっては環境が過酷だったのだと思います。
まとめ
今回はするバーリーフとパープルの花が魅力の『 エレモフィラ・ニベア』の成長記録を記事にしました。今回は長期間育成することはできませんでしたが,常緑の銀葉と紫の花は間違いなくきれいです。育成のポイントとして,長雨を避けられたり,気温が高いなど,環境が合わせられる方は地植えで,そうでない方は鉢植えとして育成するのが良さそうです。
★★★
また,環境を気にせず植えるのであれば,シロタエギクもおすすめです。ただ実際育ててみて,とても成長が早く管理が大変でした。育成環境も気にせず,成長がゆっくりでおすすめなのは,ヘリクリサム コルマです。下記に記事があるので参考にしてみてください。
同じ紫花ですと,ピンクダスティミラー(セントーレア ギムノカルパ)でしょうか。育てたことがないのですが,シロタエギク同様に強健で,かつ成長が早いようです。葉の形,その白さ,花色辺りから選べば好みのものが見つかるのではないでしょうか?