今回は最近買い替えてとても良かった『散水ホースリール』についての紹介です。これまで裏庭用にホームセンターで購入した古い小型のホースリールを使っていたのですが水が出なくなってしまい,購入したのがタカギ『ホースリース』NANO NEXTです。
実際使ってみて,コンパクトいで取り付けが簡単,ホース劣化しにくい工夫があったりと,ホースリールも進化しているんだと感心してしまいました。想像以上の当たりの買い物だったので,おすすめのポイントと使い心地を紹介します。
タカギ『ホースリース』NANO NEXT
まず実際の使用感の前に,このホースリールの機能やデザイン面で個人的に良かったと思った点について実物の写真つきでまとめてみました。
①とてもコンパクト
見ての通り元々持っていた古い10mのホースリールと比較して,圧倒的に小さいです。(古いホースリールもスリムタイプのホース(ホース内径/7.5mm,ホース外径/11mm)です。)さらに,後で出てきますが(④),ホースだけでなくノズル部分もボディのプラスチック内で納めることができるので,従来品よりさらにコンパクトになります。このためちょっとした隙間に収納することができます。
②工具不要の簡単取り付け
蛇口に設置して,ワンタッチでホースを脱着できるコネクタが付属しています。従来型のホースリールでは,蛇口へのコネクタの接続は工具(+ドライバなど)を使ってネジ止めが必要でした。しかしこちらのホースリールでは,工具なしで手でネジを回すだけで簡単にコネクタを蛇口に固定できます。
コネクタの取り付けを,こちらの立水栓で試してみました。
ちなみにこの立水栓は,使いどころが難しい散水栓を立水栓化する便利アイテムです。良かったり記事をご覧ください。
話を戻して,コネクタの取り付けです。このように蛇口にはめて,あとは手で三角のツマミを回していくだけです。
工具不要で取り付けが完了します。
③散水操作をしやすい
ノズル部にも工夫があります。トリガーがよくあるレバーではなくて,照明スイッチのような形状なっています。そして散水のオンオフ切り替えに力が要らなくて,とても軽いです。そのため小さな子供でも簡単に操作できると思います。
四角い形状になっていて,先端の方になる濃いグレーのところを回転すると,「ストレート(ジェット)」「シャワー」「ジョロ」「キリ」と,散水モードを切り変えることができます。
散水の様子は後で詳しく紹介しています。
④ホースが劣化(ベトベト)しにくい
屋外でホースリールを使って数年もすると,ホース表面がベトベト,ベタベタし始める。。これは誰も経験したことがあるのではないでしょうか。この原因は,太陽光に含まれる紫外線によりホースの材料が変質することが原因です。つまり,ベトベトを抑えるには日光に当てないことが重要となります。
「タカギNANO NEXT」は,ホース全体とノズル部分まで全てケースの中に納めることができるので,紫外線に殆ど当たることがありません。そのため,紫外線による劣化を最小限に抑えることができます。
↓ ホースが劣化してしまった時の対処方法については,こちらの記事をご覧ください。
⑤そこそこおしゃれ
最初(①)の写真もありましたが,昔ながらのホースリールと比べるとデザインが良いです。
次の写真ですが,裏庭用に購入した本機ですが,南庭に持って行って取り付けてみました。さすがに値段も手ごろなので,お気に入りの東洋化成のホースリールと同じような重厚感はないですが,洗練されたデザインでそこそこおしゃれです。
ちなみに隣にあるのが,メインの南側の庭で使っている,東洋化成の「ブロンズホースリール」です。重厚感があって,こちらもお気に入りです(少し重いですが)。
実際使ってみた
十分な水圧!
実際使ってみて一番驚いたのは,スリムタイプのホース(ホース内径:7.5mm,ホース外径:11mm)なのに,十分な水圧があるということです。
こちらが『ストレート』を出した時の様子です。
家の端から端まで7m先まで届きました。スリム水圧は少し弱いという意見も見ますが,それは感じませんでした。
『シャワー』にしたときは,4~5m先まで水が届きます。少し距離の離れた花壇に水やりするのに向いていると思いました。
『ジョロ』は,まさにじょうろで水やりする感覚に近いです。1~2m程度の近い距離での水やりに最適だと思いました。
最後に,『キリ』ですが,これは霧吹きのように水が噴射されます。風向きによっては自分にかかるので注意しましょう。。
これはあまり水やりには使わないと思いますが,水遊びや涼むのに使えると思いました。
という訳で,最初に挙げた①コンパクト,②工具不要の簡単取り付け,③散水操作をしやすい,④ホースが劣化(ベトベト)しにくい,⑤そこそこおしゃれ,という長所に加えて水圧は期待以上,しかも安価なのでイイ買い物ができたと思っています!
まとめ
今回は,散水用ホースリール買い替えのタイミングで購入した「タカギNANO NEXT」について紹介しました。実際使ってみて,その使い勝手に満足なのはもちろん「ホースリールの技術も意外と進化しているんだな」と変に感心させられてしまいました。ホースリールの交換の際は検討されてみてはいかがでしょうか?