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【高圧洗浄】窓ガラス・サッシの掃除に『ケルヒャーK2 サイレンス』を使ってみた~Before&Afterと「K3 サイレンス」との比較

今回は年末の大掃除で行った高圧洗浄機を使った窓掃除についてです。高圧洗浄機としては,これまで『ケルヒャー(KARCHER) K3サイレンス』を持っていて,主に庭のタイル面や外壁掃除向けに使ってきました。今回は,家の窓洗浄用に,より軽量安価な『ケルヒャー(KARCHER)K2サイレンス』を2台目として購入して,高圧洗浄による窓ガラスや窓サッシの掃除に使ってみました。

↓昨年のK3を使った年末掃除の記事はこちらです

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高圧洗浄で窓掃除するメリット

ケルヒャーなどの高圧洗浄で窓掃除する場合の、メリット/デメリットについて確認しておきます。先にデメリットを言っておきますと,正直いって本体の移動,電源や水回りとの接続など準備はかなり面倒です。。しかし,それを補って余りあるメリットがあります。

メリット①:窓のたまった汚れを9割がた落とす

 窓掃除を高頻繁に行っている場合なら雑巾がけで十分かもしれませんが,特に年に1度の年末掃除とか低頻度の場合,窓にかなりの汚れがたまっています。一般的な雑巾がけのみだと,窓を拭いて汚れのついた雑巾を洗い絞って乾かす,を何度も繰り返すことになります。特に冬の寒い時期に,冷たい水で手を浸けるのはかなり辛いです。

 そんなとき高圧洗浄があれば,数秒の高圧水の噴射で殆どの窓汚れを落とすことができます。ですので,その後の雑巾拭きは水滴をふき取るだけで終了できます。

メリット②:普段掃除しにくい窓のサッシが簡単に洗える

 窓のサッシは非常に汚れがたまりやすいです。雨風に運ばれた汚れや黒カビだけでなく,小さな虫の死骸なんかもあったりします。。開け閉めの度に見える部分なので,ここが汚いと残念な気持ちになるものです。

 最大のメリットだと思いますが,高圧洗浄することで,そもそも雑巾拭きでは掃除できなかった,窓のサッシ部分を一瞬にしてピカピカにできます。「水の飛び散りは大丈夫なの?」という疑問に対しては,下記で簡単にできる「汚水の飛散対策」を紹介しています。

今回使った高圧洗浄機:ケルヒャー K2 サイレント

今回2台目に購入したケルヒャー「K2 サイレント」は,最も売れ筋であり我が家の一台目でもある「K3 サイレント」の軽量,安価版です。K2,K3との比較表は次の通りです。

  K2 サイレント K3 サイレント
外観

外形 幅538 x 奥行293 x 高さ303mm 幅331×奥行286×高さ563mm
重量 5.8 kg 13.6 kg
特長 パワー中,軽量 パワー強
参考(我が家の用途) 家の2F用,主に窓,バルコニー掃除用 庭,洗車,家の1Fの窓掃除用

 

外形(体積)は殆ど変わらずK2が僅かに小さい程度ですが,重量が1/2以下と劇的に軽量化しています。その分パワーはK3に劣りますが,家の窓掃除には「軽量が便利で,パワーは要らないだろう」ということでK2を選びました。

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K2サイレンス

K3 サイレントとの使い分け

こんな感じで使い分けています。

K3:洗車(月1),庭・外壁(家,庭)用(年1)で,保管:車庫.

K2:窓・家の外壁用(年1~2回),保管:家のバルコニー.

 

また,2台持ちのメリットとして,奥さんと2人で手分けして作業できるので(機器のスタンバイは両方は私の仕事ですが・・・),とても効率が上がります。

高圧洗浄機「ケルヒャーK2サイレント」で窓掃除!(窓・サッシ・バルコニー)

高圧洗浄機の準備

年末ということで年賀状を片付けたあと,「窓掃除をしなければ・・・」と重い腰を上げて準備をはじめます。

アルミ製物置に収納していたK2を取り出し

アルミ製なので,錆びがついたり,劣化の心配がなく,とても便利です。

↓高耐久で便利なアルミ製収納についてはこちらの記事で紹介しています。

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また,窓掃除の場合は,近くに蛇口が無い場合があります。そのときの給水用のタンクが必要になります。こんなとき,写真のような蓋つきタンクはとても便利です。形状的にも持ち運び易く,水を入れた後の移動も蓋があるので水漏れの心配がありません。容量は20リットルがちょうど良いと思います。(10リットルだと少なく,20リットル以上だと水量が多く重い上にサイズが大きく不便です。)

 

 

次の機器のセッティングです。これが配線やホースの接続部が固かったりして結構面倒なのですが,,次の写真のようになんとか完了しました。

K2の接続

黒い電源コードが上に伸びてバルコニーの扉を介して家の中につながっていて,白いホースが給水タンクに伸びて水を吸い上げます(使用前に,白いホース内に水を充填する必要があります)。

窓・サッシの洗浄

いよいよ高圧洗浄をしていきます!先端ノズルは,水圧が非常に強力な「サイクロンジェットノズル」ではなく,「バリオスプレーランス」を使用しました。

窓を洗うと汚水がサッシにたまるので,サッシより先に網戸や窓ガラスを洗浄していきます。

窓掃除

「ガラス窓」,「網戸」の洗浄作業は単純で,「網戸(一番汚れている)」→「ガラス窓」の順に洗うだけです。作業自体は30秒程度で終わると思います。

洗浄の直後は汚れは落ちてますがビショビショなので,水滴がある程度落ちるまで少し待ってから,仕上げで雑巾がけして乾かしたら窓ガラス+網戸の掃除は終了です。

 

次の「サッシ」の掃除です。

閲覧注意ですが,このように雨風に運ばれた汚れや黒カビなどでかなり汚れています。またサッシ部分は凹凸があって,手指で掃除するのは難しいです。

Before

窓サッシ(高圧洗浄前)

 サッシの掃除の際,面倒なのは部屋内への汚水の飛び散りです。通常サッシは2レーンありますが家の外側のレーンは,窓を寄せることでカバーできますが,家の内側のレーンはガードするものがありません。そこで,このような「アクリル板」で屋内への水の侵入を防ぎます。

冷蔵庫下敷き用のアクリル板で汚水の飛び散りを回避

別に専用のものではなく,なんでも構いません。我が家では,冷蔵庫の下敷き用のモノを使いました。

 

こちらが窓サッシを掃除した後です。

After

窓サッシ(高圧洗浄後)

あれだけ汚かった窓サッシが新築時のようにキレイになりました。

 

バルコニーの勝手口の「扉受け」の部分も,窓のサッシと同様にかなり汚くなります。

こちらも同様に,アクリル板を設置します。固定が面倒な場合は,手でアクリル板を立てて押さえながら,洗浄してしまっても大丈夫です。

バルコニー扉のサッシ部分

ビフォーがなかったですが,かなりキレイになりました。

バルコニー扉のサッシ部分

バルコニータイル

おまけでバルコニーのタイルの洗浄も紹介します。2年前に「K3 サイレント」を使って4年分のたまった汚れを徹底洗浄したので,元々それほど汚れは溜まってないですが,やはり梅雨以降の湿気でカビやコケっぽい汚れが発生しています。

Before

バルコニータイル(洗浄前)

ちなみに2年前の同じ場所はこんなでした。新築から4年が経過,汚れが蓄積してめっちゃ汚なかったです。。

バルコニータイル(2年前)

話を今に戻して,ノズルを「バリオスプレーランス」から,水圧が強力な「サイクロンジェットノズル」に切り替えて洗浄していきます。

こちらは洗浄後です。

After

バルコニータイル(洗浄後)

K3と比較するとパワーが劣るためか少し汚れは残っていますが,十分キレイになっています。2年前とは雲泥の差です。

↓同じ場所をK3で高圧洗浄したときの様子はこちらで詳しく扱っています。良かったらご覧ください。

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という訳で,今回の紹介は以上になります。ケルヒャーの2台目の購入となった軽量版「K2 サイレント」で狙い通り,ガラス窓+サッシ,おまけでバルコニータイルの掃除まで,満足な洗浄効果が得られました。

 今後もK2(軽量),K3(高パワー)それぞれの特徴を生かして,以下のように使い分けていこうと思います。

 

K3:屋外+家の1F窓用

用途:洗車,庭のタイル,外構の外壁,家の外壁(家,庭),保管:車庫。

K2:家の2F窓+バルコニー用

用途:家の2F窓+バルコニータイル,保管:家の2Fバルコニーの収納庫。

まとめ

 今回は年末掃除で実施した,高圧洗浄機を使った窓掃除について記事にしました。今回はケルヒャーのK2サイレンスを使いましたが,実際やってみて,最初の準備は面倒であるものの,僅かな時間で大方の汚れは落とせること,通常では掃除できなかサッシを新品同様にキレイにできるところがメリットだと思いました。K3との比較について,パワーが劣るが軽量という特徴を,用途に照らし合わせれば,購入すべき方が見えてくると思います。この記事が参考になれば幸いです。