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散水ホースの劣化によるベタベタ汚れ~その原因と4つの対処法を紹介!

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 今回は,どこのお家の庭にもありガーデニングの必須アイテムでもある『散水ホース』の経年劣化による『ベタベタ』の原因と対策について記事にしてみました。

 我が家では3年前に,アンティーク調の立水栓に合わせた「おしゃれな散水ホース」を購入し,とても気に入って使っていました。しかし,2年程経った頃から,ホース表面の茶色くて粘っこいベトベトした汚れが気になってきました。一旦こうなってしまうと,まず見ためが悪いですし,触ると手や服が汚れるし,ベタついて使いずらくなるし,いいところが何もありません。

 今回の記事には,ホースのベトベトの正体についてご紹介したあと,そうなってしまった後の対処法について詳しく書いていきたいと思います。

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ホースのベタベタ

ベタベタの正体と発生原因

 ホースの原材料は合成樹脂(「ポリプロピレン」や「ポリ塩化ビニル」など)ですが,ホースを扱い易いようにしなやかで柔軟性を増すよう,可塑剤(かそざい)という成分が含まれています。これが,長期間紫外線があたることでホースの表面に染み出してしまうため,表面がベタベタになるようです。

 ここで重要なのは,紫外線が当たるということで,ホース全体が均一に劣化するのではなく,ずっと直射日光にさらされている部分を中心に劣化する,ということです。これについては後で詳しく書きたいと思います。

見た目が汚い・気持ち悪い

 ベトベトしてまた色が茶色いので汚らしい印象を与えます。特に,明るい青色のホースだと目立ちます。

 下の写真は,我が家の立水栓と散水ホースと繋げる部分のホースです。茶色なので見た目に目立たないはずなのですが,ホース劣化の末期といった感じで,ほぼベトベトに埋め尽くされていて,見た目が気持ち悪いです。下にある,きれいな部分との差が明白です(同じだけ使ったのに,ここだけ異様に劣化している理由は下に詳しく書きます)。

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触れたものが汚れて,かつ取れにくい

  触れたものに付着しやすくかつ取れにくいです。

 下の写真は,以前記事にした我が家の新品プールに注水するために,ホースが1瞬触れただけなのですが,茶色いベタベタ汚れがついてしまいました。なかなか洗ってもとれません。

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  また汚れを取ろうとベタベタを触ると,こちらの写真にように手について,これまた指紋の間に入り込んでなかなかとれません。このなかなか取れないベトベトが,手だけでなく衣類について汚れるとさらにやっかいです。

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 それではこのようにやっかいな散水ホースのベタベタ,ベトベトはどのように対処するといいのでしょうか?

方法①ホースの汚い部分を切リ取る!

 個人的に一番おすすめしたいのはこの方法です。先に書きましたように,ベタベタは合成樹脂に含まれた成分が浮き出したものなので,洗い落とせたとしてもホースが劣化したことに変わりありません。であれば,『劣化部分を取り除けばいい』というアプローチです。ただし,ホースの長さが十分にあるときに限られるので注意しましょう。

ホースの劣化は部分的!

 でも劣化はホース全体なんで交換しないといけないのでは?と思うかもしれません。よく見ると,内側にあるホースリールの中心付近に巻かれているホースはベタベタしてないと思います。そうなんです,リールの内側に巻かれている部分は直射日光が当たらないので,劣化しにくいのです!

 さきほどお見せした末期状態のホース,あれは蛇口と本体を繋ぐ短いホースで,場所と向きがずっと固定されています。そのため,日が挿すたびに同じ場所に紫外線が当たって劣化が著しかったんですね。

 

 それでは具体的な方法です,といってもとても簡単で5分で終了します。 

 先ず,ホースの先端を分解します。3つに分解され,左右2つの接続部をはすず必要があります。左側はワンタッチで一瞬です。右側はネジを回してから白部分からホースを引き抜きます。ホース引き抜きが固い場合があるのですが,トータル1分くらいです。

 

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左:分解前,右:分解後

  あとはベタベタのついたホースの汚れた部分をはさみで切って,先ほどの手順と逆に繋ぎなおせば作業は完了です。

汚れたホースの捨て方

  ベタベタのホースはどのように捨てればいいでしょうか?自治体によって違うかもしれませんが,大抵の場合,ホースが汚れてようがなかろうが,生ごみと同じ燃えるゴミと一緒に捨てられます。鎌倉市の場合は,指定の有料ゴミ袋に他のゴミと一緒にすてることができます。

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 以上で切るアプローチでのホースのベタベタ解消のその①は完了です。 

 

方法②洗う!

 方法①は,ホースの長さに余裕があるときに最も有効な方法ですが,ホースの長さがギリギリの場合は洗うしかありません。

 ベトベトを取るには,無水エタノールを使って拭き取る,あるいは重曹に浸け込むのが一般的です。

 まず一番お手軽で効果的なのが,無水エタノールで拭き取る方法です。毛羽立たない布に液をしみ込ませて,ホース表面のベトベトを拭き取っていきます。

 

 

 また,重曹に浸け込む方法もゴム製品の劣化の対処として良く使われる方法です。一般家庭では,エタノールより重曹が常備されていることの方が多いかもしれないですし,お手軽です。

 

 ホース洗浄用にわざわざ薬液を買い足すのが面倒でしたら,家にある泡ハンドソープ見たいなものでも落ちるので,ごしごし洗いましょう。手についたベトベトも最終的に洗ってとれている訳なので,洗剤でありさえすれば取れないことはないはずです(笑)

 

方法③ハイブリット(①+②)!

 あんまりホースを切りたくないという方,かといってホースのベタバタ部分を全て洗うのは面倒という方は,①②のハイブリッドの方法でやるのも手です。汚れというレベルを超えて洗っても修復不可能になったホースの部分だけを切り取って,洗えばすぐ落ちそうなベタベタがついている部分は捨てずに洗う方法です。

 こうすることで,ホースの長さをできるだけ残し,かつ洗う手間も最小限に抑えることができます。

方法④最終手段→ホース全交換!

 こちらは最終手段ですが,ホースをまるごと交換します。大抵の場合,デフォルトでついているホース同じものがバラで購入できると思います。我が家にある「三洋化成」製のおしゃれ散水ホースリースの場合,下記が交換用ホースとなります。

 ホースの選択の際には,長持ちさせるためにも,対候性があるものを選ぶのがお勧めです。

 

 最後になりますが,こちらが我が家で方法①で,ホースのベタベタ部分を撤去した後の写真です。少なくともホース部分は新品同様の輝きでとても満足しています!また,見た目だけでなく,ベタベタで手が汚れることがもう無くなりましたし,ホースの表面がさらさらになることで巻き取りも楽になりましたし,使い勝手がとてもよくなり大満足です!

 皆さんも是非,ご家庭のホースの状態に合わせて①~③の方法で,ホースをキレイにしてみて下さい!

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まとめ

  今回は,散水ホースの劣化によるベタベタの原因と4つの対処法についてご紹介しました。散水ホースはガーデニングには必須のアイテムで使う頻度も高いのでクリーンな状態に保つのはとても大事なことだと思います。特に本記事で紹介した,『極端に汚れた部分のみカットする』は有効だと思いますので,参考になれば幸いです。