冬の花の少ない時期に豪華な花を咲かせてくれ,耐陰性もあり強健で常緑のクリスマスローズ。一昨年(2018年)の冬から,我が家にもお迎えしています。今回(2019年)は、ちょっとお高いクリスマスローズのブランド品種「氷の薔薇」を買ってみました。さすがブランド品種だけあって,開花時はピンクとホワイトのコントラストがとても美しく,濃い緑色で肉厚な葉姿もこれがまた優雅な印象です。また,開花がクリスマスローズの中では比較的早く,1月下旬に咲いてくれて,さらに花期が長いのも嬉しいポイントです。
今回は,そんなクリスマスローズ『氷の薔薇』について,成長記録とともに開花の様子を記事にしてみました。
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基本情報
氷の薔薇シリーズは,2017年にニゲルとガーデンハイブリッドを交配した比較的新しいクリスマスローズの品種です。従来のクリスマスローズと比べて,茎が太く,花弁が厚く、強健さも持ち合わせているのが特徴です。2017年に,ドイツの国際園芸博で最優秀賞を受賞したブランド品種です。花は、ピンクの覆輪タイプの白花で,株が充実してくると多くの花を咲かせるようです。育て方は,他のクリスマスローズと特に変わりません。
成長記録
2019年12月15日
買ったばかりの苗です。近づいてみると白い蕾らしき部分が見えます。
2019年12月18日
南庭の東側のウッドデッキ近くに植えました。日当たりはいいのですが木の陰になっている場所です。
2020年1月18日(1カ月後)
ほぼ地植えしてから1か月が経過しました。蕾がだいぶ大きくなって開花間近です!
室内から夜も鑑賞できるように照明も設置しました!
2020年1月25日
だいぶ花の弁が開いてきました!まだ,完全に開花とは言えないでしょうか?開花が待ち遠しいです!
2020年2月1日(1カ月半後)
1番花が開花しました!また,2番,3番花も咲き始めています。だいたい,蕾ができはじめた状態で地植えしてから,場所にもよるんでしょうが,一カ月半で開花しました。蕾もたくさんできてきて,これからさらに咲き乱れそうです!あと,どれだけ花期が続くかにも注目していきたいと思います!
2020年2月16日(2カ月後)
多くの蕾が開花して,6つくらい花が咲いています。花なしの状態でことしの12月の購入し,見事に咲き乱れてくれました。そろそろ春が近づいてきたのか,暖かくなってきました。
2020年2月29日(2カ月半後)
8輪の花が同時に咲いています。今日は昼前くらいに写真とったので,日が当たって明るい雰囲気に写真でこれもまたいいですね。そろそろ一番花が少し緑がかってきました。
2020年3月15日(3カ月後)
2020年3月28日(3カ月半後)
もうだいぶ花弁が緑がかってきました。雄しべも落ちて,種房も大きくなってきています。そろそろ来年の開花に備えて花茎を切り戻そうと思います。1月下旬から約2カ月に亘ってキレイに咲いてくれて本当にお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。
なお,この『氷の薔薇』の2020年開花後の切り戻しの様子は,こちらの記事にかなり詳しめに書きました。良かったら読んでください。
2021年2月(1年2カ月後)
こちらが植えてから2回目の開花です。さすが2年目ということで,花数が増えて一度に12輪も咲いています。迫力が凄いです。
2022年2~3月(2年2~3カ月後)
こちらが植えてから3回目の開花です。開花直前に古くなった葉を全て切り落としました。今年はさらに花数が増えて,20輪以上も咲いています。ほぼ放置管理でどんどん豪華な花姿を見せてくれるので嬉しい限りです。
さらに開花が進み,3月中旬の様子です。控えていた蕾たちが開花し,花数がさらに増えています。本当にこの品種は長期間美しい状態を保ってくれるのが素晴らしいです。
まとめ
冬の花の少ない時期に豪華な花を咲かせてくれ,耐陰性もあり丈夫で常緑,といいとこづくめのクリスマスローズ。その中でもこの「氷の薔薇」は,花弁が厚く、強健さも持ち合わせていて,賞も獲っている優秀なブランド品種です。
今回,実際に約3年間育ててみて,花期も長く,花姿・葉姿も美しいと,多少お高かったですが買って良かったと大満足しています!初心者から上級者までおすすめしたクリスマスローズです。
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