今回は家の外壁のケーブル固定用の屋外用のフックをつけてみました。屋外で強度を求めると壁にネジ穴開けてフックを固定が一般的ですが,家の外壁に穴を空けたくないし,1か所の工事のために専用の工具を買い揃えるのももったいないと思います。そこで今回,穴あけなしの両面接着タイプで壁フックを取り付けてみました。一見取り付けが難しい凹凸のある壁面への取り付けも,満足いく結果となったので紹介してみたいと思います。
取り付けた場所
今回フックを固定したかったのが,こちらのガーデンテラスにつけた照明(ストリングライト:参考記事)用のケーブルです。
ライト1つ1つはとても軽く,配線ケーブルも細くで軽いので,透明の両面接着タイプのケーブル固定用フックで固定しています。
一方,配線の電源につなぐ側はこのようになっていて,スイッチでオンオフできるようになっているのですが,重さが200gくらいあります(ケーブルとあわせると500gくらい)。風が吹いたりすると瞬間的におそらく1kg以上の重量がかかることもあって,直ぐに外れてしまうのが悩みでした。一旦外れてしまうと重みが増して,テラスにつけた透明フックや「ストリングライト」まで全て外れてエライことになったことが何度かありました。
右の写真のスイッチの下に別の粘着タイプの透明フック(先の紹介したより大型で耐荷重300g)で固定してはいますが,壁に凹凸もあり,やはり強度不足で簡単に外れます。
家の外壁にフックを取り付けてみた
強度の十分なフックを屋外に取り付けたい,ただし家に穴は開けたくない,工具を揃えるのも面倒。。。ということで,今回は強力な両面接着タイプのフックを購入することにしました。
両面接着タイプのフック
屋外でも使える強度の高いフックは意外とすくなく,今回見つけて使ってみたのはこちらのフックです。
もともとシェード固定用のフックなので,耐荷重が3kgもあります(2つペアの数字なので1つだと1.5kgと思われます)。
取り付けられる場所・材質
裏面の取説をみると,取り付けられる材質は比較的なんでもいけるようです。
むしろ家の中の壁紙とかは「取り付けられない所」になっています。
今回取り付けるところは,完全な平面で「ない」ため少しリスクがありますが,取り付けられるか試してみます!
外壁に両面接着タイプのフックを取り付け!
こちらがパッケージです。しっかり「屋外でも使える」と書いてあります。2個セットになっているので、1つ取り出します。
フックの形状はプラスチックが薄くなっている部分(写真のフック部分の右上)が曲げられるので,押し曲げてできた隙間にケーブルを通します。
取り付けはとても簡単です。
まずフックの取り付け位置を決めます。あとは接着部分が両面テープになっているので,表面の剥離紙をとって,目的の位置に貼るだけです。
今回は,最初は白い壁側に取り付けようと思ったのですが,フックの色がブラックなので,目立たないように左の焦げ茶色のタイルの外壁貼付けることにしました。
表面がざらざらしているので心配でしたが,しっかりと強力に貼付けることができました。
あとはフックにケーブルを通して終わりです。写真では,スイッチ+前後のケーブルの重量をフックで全て受け止めるようになっています。
粘着はかなり強力で,力を入れて引っ張ってみてもびくともしません。これで当面は,重さがでケーブルが落ちてしまうことがなさそうです。
経年劣化が気になりますが,2個セットなので時間差でしばらくだったらバックアップでもう一つ取り付けて1つ目がはずれても大丈夫なように準備しておく予定です。
まとめ
今回は家の外壁に設置した屋外用のフックについて記事にしました。取り付けが難しい凹凸のある壁面への取り付けでしたが,強度が高い両面接着タイプを選んだお陰で意外にしっかりとフックを固定することができました。解決できそうでできなくて長いことでプチ悩みの1つでしたが無事上手くいったので,皆さんの参考になれば幸いです。