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庭づくりとガーデニング ときどき園芸雑貨 たまに庭遊び

30~40代の庭づくり・ガーデニングの楽しみ方の提案

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 園芸って年寄りの暇つぶしじゃないの?男がやるの?現役世代は忙しくてできないんじゃないの?と思う人もいるかもしれません。私も長らくそのように思っていました。しかし,ガーデニングをそれなりの期間やってきて,手間をかけないガーデニングを心掛ければ,むしろ自宅に憩いの場をくれる,忙しい現役世代向きの趣味ではないかと思っています。テレワークが普及している昨今だからこそ,より強く思います。

 

アラフォーにとってのガーデニングとは

 結婚し,持ち家を買った後,外構工事にむやみやたらにお金をかける訳にいかず,残ってしまった土面の見た目を少しでも良くするよう考えた末,仕方なくはじめたガーデニング。実際やってみると,初めの印象とだいぶ変わってとてもやりがいのある楽しい趣味だと気づきました。一方で,お年寄りのガーデニングとは,楽しみ方が根本的に違うんではないか,という思いしています。

 ならばと,何が違って,自身が何を楽しんでいるのかを整理してみました。整理してみますと,最も忙しい世代のサラリーマンの年代であり,ゲーム世代でもある,アラフォーの男性にぴったりの要素が満載なのではと気づきました。

ガーデニングがおすすめな理由

①戦略的な楽しみがある!

 これは変な例えですが,TVゲーム,特に(シミュレーション)RPGなどのキャラ育成ゲームに近い感覚です。ゲームでは,どのキャラを重点的に育成するか,しかしながらチームとして最大の力が発揮できるように,それぞれのキャラの個性さらにはチームバランスを考えて育成します。それがガーデニングのアナロジーで考えると以下のようになります。

  1. 場所や四季によって,庭の華やかさに差がでないように,どこにどの花や木を植えて,それらがいつ開花する時期を計算する必要がある。
  2. 植えるときには,植物の個性や日当たりなどの育成環境を考えて配置,植え付けする必要がある。
  3. 以上のような戦略で育てる植物が,庭の至るところで同時に成長する過程を楽しめる。しかも1年中,四季を通じて楽しめる。
  4. 上記の楽しめるかどうかが,1,2の戦略に掛かってくるので,より戦略を練ろうとハマってくる

②無理なく続けられる! 

 さらに言いますと,ゲームでは仮想空間ですが,園芸はリアルな体験として,また時間軸としてはゆっくりと無理なく続けることができます(ゲームだとつい徹夜に近くなったりと,なにかと体力的にきつい)。時間の流れがゆっくりな庭づくり,ガーデニングは1日少しずつでも進められる趣味です。

③リアルな成果が得られる! 

  ゲームの場合は,クリアした後に感じるなんとも言えないむなしさ,「一体、費やした時間はなんだったのか」と思うことがあります。庭づくり,ガーデニングの場合,住宅廻りの美観の改善や,心の癒しと言ったリアルな成果が得られます。しかも、それが比較的に安価(高い置き物などのグッズに手を出さなければ)に行えます。

 今テレワークが普及しているからこそ,家に憩いの場あることの重要性を感じています。庭づくり・ガーデニングはそれを作る作業だから楽しいのです。

④子供の遊び場に!

 これは特に小さな子供がいる世代,まさに30~40代が対象の話かもしれません。庭づくりやガーデニングでお家のお庭を整備することで,子供たちの遊び場も提供することができます。これは,保育園・幼稚園・学校が,休園・休校になった場合,とても助かります。

 

ガーデニングが向く世代とは?

 とは言っても、それなりに費用もかかるので収入が安定して、住宅購入もしている可能性の高い、アラフォーあたりがちょうどいい世代となるのです。

 以上,TVゲームに例えましたが,これは会社での管理職として,後進を育成およびマネージするのも似ています。そういう意味では,アラフォーの現役世代に向いていると思うのです。

 

結論:目指すはお手軽な『シンプルモダンナチュラルイングリッシュガーデン』!?

 仮に楽しかったといても,結局忙しいからできないのでは?と思う同世代の方もいるかもしれません。実際のところ,私は現役世代で実際に多忙ですから、残念ながら,頻繁に土を掘って1年草を植え替えたり,夏の間に毎日水やりすることはできません。

 だから,目指すのはほぼ放置可能な庭です。このため,我が家の庭では次のような特徴があります。

  1. 毎年植え替え・管理が必要な,1年草はほとんどないです。
  2. 冬に地上部が枯れる多年草・宿根草もあまりないです。
  3. 梯子をつかった剪定が必要となる高木もないです。 
  4. 基本は常緑の低木と,常緑の草花(グランドカバーなど)が殆どです。

 こうしますと植物選びの選択肢も少し狭まりますが,制約条件が増えるのでよりゲーム性,戦略性が増し,園芸が楽しくなる部分もあります。こういった,庭づくりの戦略を考える上で,植物の成長やどこまで大きくなるのかは大きな関心ごとです。

 そこで本ブログでは,常緑の低木の多年草を中心とした植物の成長記録を中心に,庭づくりの一環として,ガーデングッズや外構工事(エクステリア),さらにはガーデンライトなどのライティングを使って,手間がかからないけど素敵な庭を目指し,ご紹介していきたいと思ってます。

 目指すは,既成概念にとらわれない,シンプルモダンナチュラルイングリッシュガーデン(かっこかわいい庭)!?