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柔らかくて美味!スティック『ブロッコリー』の春植え成長記録

 今回は家庭菜園関係でブロッコリーの成長記録です。ブロッコリーは栄養価の高い野菜で,ビタミンCや食物繊維を豊富に含んでいます。家庭菜園で栽培すると,スーパーで売られているものよりも新鮮で甘みのある味を楽しむことができます。ブロッコリーは寒さに強く暑さに弱いので,夏場を避けた秋から冬か,春先から初夏にかけての栽培が一般的です。我が家では,ブロッコリーをプランターで春栽培で育ててみました。

 実際育ててみて,とても柔らかくて甘みがあり新鮮なブロッコリーを育成することができました。この記事では,ブロッコリーの基本情報と,家庭菜園で育てる際に知っておきたい特徴を紹介します。

 

基本情報

種類 アブラナ科アブラナ属 草花 一年または二年草
英/学名 英:broccoli、学名:Brassica oleracea var. italica
花色 黄色(開花すると小さな黄色い花を咲かせる)
開花時期 4-6月
最大草丈 約60-90cm
耐暑性/耐寒性 弱/強

ブロッコリーの育成適期

 ブロッコリーは冷涼な気候を好む野菜で、家庭菜園では秋まきが最も一般的です。8月下旬から9月中旬に種をまき、9~10月に定植すると、冬を越して11月から翌年2月頃にかけて収穫が楽しめます。発芽の適温は20~25℃、生育の適温は15~20℃で,寒さにはとても強く霜にあたっても丈夫に育ちます。一方で暑さには弱く,25℃を超えると花蕾が小さくなったり早咲きしてしまうようです。今回の成長記録では苗を春栽培しました。

秋まき栽培(一般的)

種まき:8月下旬~9月中旬

定植:9月~10月

収穫:11月~翌年2月頃

春まき栽培(やや難しい)

種まき:2月~3月(暖地中心)

収穫:5月~6月

ブロッコリーの種類

 「ブロッコリー」はアブラナ科アブラナ属で,同じくアブラナ科アブラナ属の植物であるいわゆる「アブラナ(油菜)」の特定品種という分類です。

 ブロッコリーには大きく分けて「頂花蕾型」と「スティック型」があります。前者は中央に大きな花蕾ができ,一度に収穫する一般的なタイプです。後者は主茎を収穫した後も側枝から小さな花蕾が出てきて長期間にわたり収穫できるタイプです。家庭菜園では省スペースで収穫回数の多いスティック型も人気で,今回の成長記録でもスティック型を育成しました。

カリフラワーとの違い

 ブロッコリーとよく比較されるのが「カリフラワー」です。どちらも同じアブラナ科に属しますが,違いは「食べる部分」にあります。ブロッコリーは「つぼみ」を食べるのに対して,カリフラワーは「花蕾が未発達の状態」を食用とします。そのためブロッコリーは濃い緑色で,カリフラワーは白色や紫色といったバリエーションがあります。栄養面でもブロッコリーはビタミンCや葉酸を豊富に含み,彩りだけでなく健康面からも人気があります。

日当たり 

 ブロッコリーは日当たりを好みますが,真夏の直射日光や高温多湿には弱いです。冬の寒さには強いため低温や霜にも耐えます。苗の時期は涼しい気候の方が根張りが良く,順調に育つようです。そのため,苗の場合は秋植えや春先の栽培が最も適しています。

水やり

 ブロッコリーは水分を好みますが,過湿には弱いため排水性の良い土壌が必要です。鉢植えでは水切れによって生育が止まることが多いため,夏場は特に水枯れしないように注意が必要です。地植えの場合でも乾燥が続くときは補助的に水を与えると,株がしっかり育ちます。

肥料・病害虫対策

 ブロッコリーは多肥を好む野菜です。特に窒素を多く必要とします。植え付け前に堆肥や元肥をしっかり施し,植え付け後も2〜3週間おきに追肥すると茎葉がよく育ち花蕾も大きくなるようです。肥料切れを起こすと花蕾が小さくなり収量が減るため,成長に合わせた継続的な施肥が大切です。

 病害虫については,ブロッコリーはアオムシやヨトウムシがつきやすいため,「ベニカX」などでの予防と,早期発見時は手で取り除くことが重要です。

成長記録

 裏庭の一角にあるコーナーです。家の北側の真裏にあり,我が家では日当たりも最も悪い場所かもしれません。

2024年3月

 ホームセンターで,紙札になる”やわらかくて美味”という宣伝文句に惹かれて,春植え用の「よく採れるブロッコリー」の3号ポット苗を購入しました。

ブロッコリー(2024年3月30日)

ブロッコリー(2024年3月31日)

翌日に,こちらの10号円形プランターに植え付けました。

ブロッコリー(2024年3月31日)

はじめてのブロッコリー栽培なので,今後の成長と収穫が楽しみです。

2024年4月

4月上旬になり,苗が少し大きくなってきました。

ブロッコリー(2024年4月6日)

さらに10日ほど経過して,横張がプランターの幅の30cmくらいまで大きくなってきています。

ブロッコリー(2024年4月14日)

4月下旬になり,植付けから約1ヶ月が経過しました。だいぶブロッコリーらしい大きくて肉厚な葉に成長してきました。

2024年5月

5月上旬になりました。上から覗いてみると、、、

ブロッコリー(2024年5月3日)

小さな「蕾(つぼみ)」ができてます!

ブロッコリー(2024年5月3日)

大きくなるのを待っていたら,花が咲いてしまいました。アブラナ科アブラナ属だけあって,いわゆる「アブラナ(油菜)」とそっくりの花姿です。

ブロッコリー(2024年5月12日)

ブロッコリー(2024年5月12日)

鑑賞はほどほどにして早速収穫しました。

こちらは早速茹でて調理した後です。

ブロッコリー(2024年5月12日)

味ですが,花も咲いてしまったこともあり,見た目からは意外なくらい柔らかくて甘みがあり美味しかったです。

ちなみに,この後も何度も収穫できましたが,初回の収穫分が一番美味しかったように思います。

 

さらに1週間後にも2度目の新しい花茎が伸びてきました。こちらは花が咲く前に収穫しました。

ブロッコリー(2024年5月18日)

こちらは収穫後の様子です。切った脇から新しい花茎が分枝して成長します。

ブロッコリー(2024年5月18日)

2024年6月

6月になりました。株のサイズもプランターのサイズ(30cm)を大きく超えて横張り60cmくらいになっています。

ブロッコリー(2024年6月1日)

3~4度の収穫が終わったあとです。

ブロッコリー(2024年6月1日)

この後くらいに,肥料を切らしてしまい,株全体がかなりクタっとさせてしまいました。。気温も25℃を超える日も時々ある中,ブロッコリーの成長には難しい環境になりつつあります。

ブロッコリー(2024年6月7日)

朝に液体肥料(ハイポネックス)を与えたところ,夕方にはかなり復活してきました。

ブロッコリー(2024年6月7日)

2024年7月

7月になり,苗の植え付け(3月31日)から3カ月余り経過しました。

ブロッコリー(2024年7月9日)

成長してくる花茎にもつぼみが殆どつかなくなってきました。ここまで育成振り返ってみて,実際に食用に適した収穫は初回の5月中旬から6月中旬くらいまでだったと思います。

ブロッコリー(2024年7月9日)

これ以降の収穫は望めないだろうということで,ここで栽培を終了して撤去することにしました。

あんなに細かった苗も,今では地際で2~3cmくらいの太さがあります。

ブロッコリー(2024年7月9日)

 実際掘り上げてみると,根張りは深さ15cmくらいでしょうか?細かい根はかなり深くまであったので20cmくらいでしょうか?ちょっと浅めな気がするので施肥の頻度(トータルで3度ほど)は足りなかったのとかも要因の1つかもしれません。

ブロッコリー(2024年7月9日)

ということで今回のブロッコリーの育成記録は以上です。

まとめ

 今回の春植えブロッコリーの栽培記録を紹介しました。実際の栽培では,苗から育てて約3カ月間の育成となり,初回の収穫は特に甘くて柔らかい新鮮なブロッコリーを収穫できました。一方,施肥の頻度が足りなかったためか,やや収穫量が物足りなかったのが反省点です。しっかりと栽培すれば,短期間でリターン(収穫)の大きい家庭菜園向きの野菜だと思います。

実際育てたオススメ度

★★★★★