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設置簡単!おしゃれ!おすすめガーデンライトの種類・失敗しない選び方まとめ

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 ガーデンライトは,夜の庭を明るくし安全性を確保できるだけでなく,庭に昼とは全く別の趣きを与えて家自体の外観をとても素敵にしてくれます。特に,クリスマスシーズンはイルミネーションが大活躍し,導入を検討される方も多いのではないかと思います。昨今テーマとなっている『お家時間の充実』のためにも,重要なアイテムと思います。

 今回は,そんなお庭やお家の印象をガラッと変えてくれるガーデンライトについてご紹介します。いずれも工事不要で,未経験者がDIYで設置可能なものばかりです。また,我が家で実際に設置した事例も併せて掲載していますので,設置方法や仕上がりのイメージの参考になるのではないかと思います。

 

1.電源タイプ

 まず,ガーデンライトの設置方法や電気工事の要不要にも関わってくる『電源の方式』について説明します。ご存じの方は,読みとばして頂いて構いません。

ソーラーライト

  安価で配線不要,電気代不要とコスト的なメリットが多いです。一方,天候に大きく左右され安定性が低いのと,さらに耐久性と明るさ不足等のデメリットがあります。あくまで,コスト重視の場合の選択肢と考えていいと思いますが,いくつかソーラーならではのライトの種類もあります。

乾電池タイプ

 ソーラー充電式の同様コンセントが不要で,ソーラーのデメリットである天候に左右されることもありません。ソーラー充電式のようなパネルが不要なので,設置場所の自由度が高く,お庭だけでなく,キャンプや釣りなど遠方にも気軽に持ち運べます

 ただし,定期的な電池交換が必要なため手間がかかります。また,電池の蓄電容量に限界があるので,明るさでは他の電源タイプのライトに劣るというデメリットがあります。

100V電源

  屋外の100Vコンセントに挿して使う,昔から一般的なタイプです。電源が優先で供給されるため,照度は十分です。また,最近ではLED電球が使用されるようになり,低消費電力でかつ長期間使用できるようになっています。

 一方,設置に電気工事の資格が必要となり,設置コストが高くなりがちです。

12Vローボルト

 屋外の100Vコンセントに挿して使うタイプですが,トランスで12Vに変換しています。電圧が12Vと低いので,安全性が高く,電気代も100Vに比べて約8割減で済みます。また,明るさにも優れて設置も無資格ででき簡単です。欧米のガーデンライトの大半がこのタイプです。日本でも広まりつつありますが,パーツを選ぶ際には必要なものを揃えることを忘れないように注意しましょう。

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  ソーラーライト 電池タイプ 100Vライト 12Vローボルトライト
安定性 × ×
明るさ
色味
消費電力
器具の価格
設置の手間 ×(資格が必要)

 

2.おすすめガーデンライト9種類

 ライトの4つの電源方式の次は,本題の具体的なライトの10種類について見ていきます。基本的なものから,シーズナルな(季節性の高い)ものまで,様々な種類を順にご紹介していきます。

①スポットライト

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シンボルツリー(シマトネリコ)下に設置したスポットライト(タカショー「ひかりノベーション 木のひかり」)

  家のシンボルツリーや外壁など特定の場所を照らしたいとときに便利なライトです。

 

 

 上の写真は,タカショーの『ひかりノベーション 木のひかり』という商品なのですが,同じラインナップにスポットライトではないですが,光を広げて,アプローチライトとして使えるタイプ(『ひかりノベーション 地のひかり』)もあります。

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アプローチに設置したローボルトガーデンライト(タカショー「ひかりノベーション 地のひかり」)

  次の記事では,我が家でアプローチライトを設置した様子をご紹介しています。良かったらご覧ください。

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 また次の記事では,先ほどのシンボルツリーにスポットライトを設置した様子をご紹介しています。

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②ポールタイプ

  ポール型のガーデンライトは,様々な高さから選ぶことができます。低いものは足元を照らすのに,高い電灯タイプのものは庭全体を照らすことができます。デザインも種類が豊富で,アンティーク加工されたものやモダンなものまでさまざまなデザインから選ぶことができます。

  次の記事では,ポール型ライトの設置など,我が家の外構工事の様子を紹介しています。

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③ブラケットタイプ

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ウッドデッキ(LIXIL)に設置したブラケットタイプのライト(タカショー ローボルトライト)

  ブラケットタイプは,ライトのまわりをホワっと照らすタイプの照明です。直線的な光のスポットライトタイプと比較して,温かみのある雰囲気になります。冒頭の写真のように,ウッドデッキ上に簡単に固定できるタイプもあります。

   次の記事では,ウッドデッキ上にブラケットタイプのガーデンライトを設置した様子をご紹介しています。良かったらご覧ください。

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④埋め込み型

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外壁(LIXIL セラヴィオR)を照らす用に設置した埋め込み式ライト 

 地面に埋め込むタイプのライトです。外壁に当てて,タイルの陰影を楽しんだり,シンボルツリーのライトアップに使われます。
 ソーラーや電池式以外の有線の電源タイプでは,電気工事が必須です。配線の無いソーラーであれば,自分で簡単に設置できます(石張りやコンクリートの場合は,別途施工が必要です)。このタイプは,ソーラーの真価が発揮されるタイプと言えるでしょう。価格は,とても安いものから,高いものまで,幅がありますが,品質には注意してください。安価なものは,照度も低く,耐久性も低いです。Sresky社製のものは,品質も良くオススメです。

⑤ストリング(パーティー)ライト

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ローボルトパーティーライト(出典:タカショーHP)

 パーティーライトは,いくつもの小さめの電球が連結されているタイプのガーデンライトです。バーベキューなどの屋外イベントで使うと,賑やかで楽しげな雰囲気を演出してくれます。近年,おしゃれスポットでよく見かけます。

 電球部分は従来のガラス製だけでなく,安全性を考慮した樹脂製のものもあります。耐衝撃性はありますが,強風で飛ばされる可能性があるので,しっかり固定しましょう。電源タイプは,ソーラーのもの,100V電源,ローボルトといろいろあります。

 こちらはコンセントに挿すだけの100V電源のタイプです。

  次はタカショーの12Vローボルトのものです。こちらもコンセントに挿すだけですが,別途コントローラ(トランス)が必要です。

↓我が家では100V電源のストリングライトを実際に取り付けてみました

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⑥びん型

  環境に優しい瓶型のLEDライトです。雨や曇りの日でもマイクロUSB充電器で充電可能。屋外はもちろん,屋内での使用とも相性が良いです。

 瓶型のLEDライトの中では,『ソネングラス』がダントツで有名です。ソネングラスは,南アフリカでフェアトレードで作られているソーラーランタンです。一見,「アフリカ支援のための商品?」「品質は大丈夫?」と思えてしまいますが,最先端のソーラーテクノロジーが投入され,点灯時間は24時間以上と長く,発電効率も改善しています。いろいろ試してきましたが,同系列の製品では最も高品質だと思います。

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⑦イルミネーション1 (ストリングタイプ)

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ストリングタイプのイルミネーション(出典:Amazon.co.jp

 ここからはイルミネーションシリーズですが,最も一般的なのが,ストリングタイプのイルミネーションです。クリスマスシーズンに欲しいタイプの照明です。屋外100Vコンセントにさすだけのタイプや,電源不要のソーラー式まで,様々な種類が販売されています。

⑧イルミネーション(投影タイプ)

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出典:タカショーHP

 こちらもクリスマスシーズン向けのイルミネーションですが,レーザーを家の外壁などに投影し楽しむタイプのライトです。

 使い方としては,バルコニーからお庭を照らしたり,お庭から外壁を照らすことができます。なかなか画像では良さが伝わりにくいですが,光に動きがあって本当にきれいです。最近人気のタイプで,おすすめです。

⑨イルミネーション3(置物系)

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トナカイのイルミネーション

  最後に,クリスマスシーズンに活躍するスノーマンやトナカイなどの置物系のイルミネーションです。場所は取りますが,この手のイルミネーションが庭にあると,なにかリッチな雰囲気が醸し出されます(笑)

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 これの是非は置いておいて,存在感のあるイルミネーションとしておすすめです。

 

3.まとめ

 今回は,夜のお庭を簡単におしゃれに変身できる,おすすめのガーデンライトの基本情報と種類について紹介しました。我が家の設置事例を合わせて載せましたので,設置のイメージが幾分はつき易かったかと思います。これからのシーズンのお庭のライトアップの参考になれば幸いです。