今回はナチュラルガーデン化を進めている裏庭での雑草撤去・処分作業について記事にしてみました。
ナチュラルガーデンを目指して,春から夏に『宿根草』を中心に10種類以上植え付けを行ってきました。これについては,「裏庭に植えた宿根草①」ということで記事をアップしています。そして,さらに宿根草を秋植えする予定だったのですが,暑い夏の間しばらく立ち入らない間に裏庭が雑草だらけとなってしまいました。普段なら,雑草が自然に枯れる冬まで待ってもいいのですが,「宿根草を秋植えしたい」ということで,まだ暑い秋に雑草処理することにしました。
今回は,この雑草撤去・処分作業と,鬱蒼とした雑草エリアにつきものの,やぶ蚊対策について詳しく書きましたので参考になれば幸いです。
裏庭の雑草の急成長 Before(5月)&After(8月)
まずは裏庭の雑草の初夏からの急成長具合をみて行きます。
before(5月)
こちらが春先に雑木の処理や雑草撤去を頑張って,初夏にハーブを植え付け始めた時期です。斜面にツツジが咲き,グランドカバーの薄いピンク花の『タイム ロンギカウリス』が満開です。また,斜面にはまだ土面が見えています。
After(8月)
こちらが8月の様子です。すっかり雑草まみれとなってしまいました(笑)この雑草の下にある『タイム ロンギカウリス』はどうなってしまったのでしょうか!?
雑草の主役はこちら『コブナグサ』です。根は浅いのですが,どこからともなくやってきて,あっという間に蔓延ります。
似たような葉の雑草はたくさんありますが,コブナグサはイネ科なので,秋になるとこのような穂をつけるので分かります。
こちらは葉っぱの形はそっくりですが,『ツユクサ(露草)』です。雑草には見えない青い花がとても素敵なのですが,こちらも処分していきます。
次の雑草の撤去・処分に移りますが,真夏明けの時期の雑草作業で問題になるのが,やぶ蚊をはじめとした虫です。特に,まだまだ暑い時期で薄着をしたい時期にやぶ蚊にまとわりつかれると気になって作業になりません。 そこで,ベストな防虫対策を施して作業に臨みました。
雑草の撤去・処分
虫除け対策
今回使ったのは,屋外用蚊取り線香の中でも効き目が最強と言われているこちらの『パワー森林香』です。普通の蚊取り線香とは異なる,防虫効果の強力な成分が使われていて,もはや「蚊取り線香」の分類でないようです。
こちらの殺虫・防虫剤関係の記事で詳しく紹介しています。
まず普通の蚊取り線香と比べて,太くて分厚いです。このため,単位時間当たりの燃焼量も多くなります。「絶対に虫を寄せ付けない」というメーカーの虫除けへの並々ならぬ決意を感じます。
一方,その形状のためか,点火には普通の蚊取り線香より時間掛かりますので,ターボ式のライター等があると点けやすいと思います。
採取は煙はでないですが,火が回ってくるとだんだん煙の量が増えてきます。多少時間がかかるので,先に点火してしばらくしてから,作業の準備をする方が効率がいいかと思います。
今回は,点火から10分程度で煙が十分にでてきて作業エリアにある程度充満してきたので,作業を開始しました。
ちなみに,こちらの蚊取り線香ホルダーですが,オシャレかつ機能的で気に入っているガーデン雑貨です。
雑草の撤去
それでは雑草を抜いていきます。先ほども書きましたが,本当は雑草が自然に冬枯れするのを待ってもいいところなんですが,どうしても宿根草の秋植えをしたく,撤去することにしました。
葉っぱで手を切ってしまったり,毛虫がついていたりすると危険ですので,軍手など手袋は必須です。
今回抜く『コブナグサ』や『ツユクサ』は虫もつかないですが,虫やトゲのついた雑草が紛れている可能性もあるので,念のため軍手をつけて作業しました。
草を抜くときは,なるべく根元近くを掴んで根っこから抜くようにしました。あと,初夏に植えた宿根草を誤って抜かないように細心の注意を払いました。
コブナグサは比較的根が浅いので,簡単に根から抜くことができます。あとは鬼神のごとく(笑)雑草を抜きまくりました。
次が雑草作業後ですがいかがでしょうか?
こちらは階段を降りたところです。多少土面が見えてきましたが・・・
雑草に埋もれてしまった『タイム ロンギカウリス』も瀕死の状態でしたが,なんとかいくつかの株は生き残っていました。
次が比較のために作業前の写真(再掲)です。改めて見返すと,あまり変わってない?(笑)
正直な話,勢い余って初夏に植え付けた宿根草を掘り起こしてしまい,慌てて埋め戻すことも数回。。急いでも抜いてしまった時点で遅いのですが。。
こちらが雑草撤去作業の成果です。。なんと45リットルのゴミ袋7つ分です。。
自分でもよくもまぁ1人でここまでやったと感心しました(笑)
自分が住んでいる鎌倉市では,週1の指定日に捨てることができます。1世帯5袋までが目安なんで2回に分けて捨てようかと思います(汗)
まだまだ雑草の抜き忘れや,抜いた雑草の残骸が散らばっていますが,これで宿根草秋植えの準備がある程度整ったかと思います。
まとめ
今回はナチュラルガーデン化を進めている裏庭について,宿根草の秋植えのための雑草撤去・処分について記事にしました。雑草の藪の中に潜むやぶ蚊対策など参考になれば幸いです。次回の記事では,宿根草の秋の植え付けの様子をお届けできればと思います。
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